今回は、旦那さんが主夫になる前、弓家さんが主婦でワンオペ育児をしていた頃のお話です。
登場人物
私(キョン):ブロガー、イラストレーター。過去病んでいたが一周回って明るい性格。突然の思いつきにより夫を振り回している。毎日の晩酌と読書は欠かせない。夫には「キョン」と呼ばれている。
夫(夫さん):元ダイニングバーの店長。飲食店歴が長く、料理はプロ。温厚で、滅多に怒らない。片付けが苦手。晩酌用のおつまみを考え作るのが好き。私には「夫さん」と呼ばれている。
息子:もうすぐ3歳。ミニカーというミニカーに狂う男児。特に好きなのは消防車で、地元の消防署の方々に顔を覚えられているほど見学に行き熱狂している。
ママが美容院に行くと家庭が平和になる
あとがき
美容院に行き始めたのはここ最近で、ちょっと前までは漫画に描いたように子ども預けてこういう風に過ごすことにちょっと罪悪感があった…。
実母に「子ども預けてまでおしゃれしたいの?」って言われたとき、喉に何かつっかえたみたいに何も言えなかったんです。
ちょうど産後半年くらいかな?精神的にも不安定で母親としての自信が持てなかった時にこう言われると
「あ そっかぁ。私ただでさえ母親っぽくできてないんだから、母親っぽくないことやっちゃだめなんだぁ」
って何か自分を納得させたような記憶があります。
でも自分で思っといてなんだけど母親っぽくないことってなんだ?(´・ω・`)
美容院行ったっておしゃれしたって、子どもを愛してるし充分母親として立派ですわ(´⊙ω⊙`)
と今なら思えます。
当時は精神的にモロモロだったから、ちょっとでも母親してます感を出すのに必死だったのかな。
ヒールよりスニーカー、汚れてもいい服を着て、爪はいびつな形、髪の毛ボサボサでプリンでそれでも気にしない!って人はいいんです(´⊙ω⊙`)
私はなんか時間がないってのもあったけど、わざとそういう自分でいたようなところがあった気がします。
おしゃれしないで育児がんばってます感というか…うまく言えないけど、おしゃれより何より育児優先してます!どう!?私頑張ってるよね!?って母親やってることをまわりに認めてほしかった、みたいな。
今書くとすごく心が不健康な人みたいだ( ;´Д`)
そうやって自分で勝手に自分を追い詰めていると。
自分の機嫌のアップダウンをパートナーに依存しがちだなってある日思ったんですよね(´⊙ω⊙`)
それでしなくてもいい喧嘩しちゃったり、せっかくの休日を険悪なムードで過ごしてしまったり。
これはよくないと思って、これからは「自分の機嫌は自分でとろう。多少お金がかかってもそうしよう」と思うようになりました。
月に一回くらいはお休みにして、リフレッシュ目的でシッターさんに来てもらって、自分を楽しませてあげてハッピーをチャージ(*´ω`*)
育児で行き詰まることも少なくないんですが、前より確実に笑顔が増えました。怒ることもあるけどね。
だから最後美容師さんに「ありがとうございます」っていう時に、この技術にめちゃめちゃ助けてもらってるんだよなぁこれでまたママを頑張れるよありがとぉぉぉぉ!って気持ちがめっちゃ詰まっちゃうんですよね(*´ω`*)笑
母親やって2年。
やっと自分を甘やかすことができたのかなぁと思います(*´ω`*)
※この記事は弓家キョウコさんのブログからの転載です。
次回予告
もうすぐクリスマス!みなさんは、お子さんにサンタさんの正体がバレないようにしていること、なにかありますか?
次回から、弓家さん夫婦の「サンタさん信じさせる大作戦」の様子を全3話でお届けします。
次回は2020年12月17日公開予定です。
お楽しみに!
弓家キョウコ
作者