↓前回のお話はこちら
料理は得意な旦那さんですが、どうやら掃除が苦手な様子。なんで掃除しないの?とつい口出ししそうになりますが…。
登場人物
私(キョン):ブロガー、イラストレーター。過去病んでいたが一周回って明るい性格。突然の思いつきにより夫を振り回している。毎日の晩酌と読書は欠かせない。夫には「キョン」と呼ばれている。
夫(夫さん):元ダイニングバーの店長。飲食店歴が長く、料理はプロ。温厚で、滅多に怒らない。片付けが苦手。晩酌用のおつまみを考え作るのが好き。私には「夫さん」と呼ばれている。
息子:もうすぐ3歳。ミニカーというミニカーに狂う男児。特に好きなのは消防車で、地元の消防署の方々に顔を覚えられているほど見学に行き熱狂している。
第9話
<つづく>
あとがき
いつも読んでくださってありがとうございます!
初めましての方もありがとうございます。
今回は夫さん目線のお話なんですが、後日彼から聞いた話を描きました。
主夫になりたての頃、1日の終わりに夫がとても疲れている様子で、「今日もおつかれさま。ありがとう」と言ったら急に「おつかれさまって言ってこなくてごめんね」と言い出しました(いきなりで感動っていうかビビりました)。
「どどどしたの急に」と言ったら「こんなことがあったんだ」ということを話してくれて、それを描きました。
やはり経験してみないとわからなかったようです。
シュフ業、育児がどんなに大変か想像できないのかな?と思ったのですが(辛辣)、経験していないと想像力もなかなか及ばないものなんですよね…。
世の中の旦那さんがみんなシュフ体験をするのは難しいと思いますが、週末だけとか、ちょっと体験してくれ!!!と言いたいですね。
ものごっつ大変、ていうのをわかって欲しい。笑
育児は二人三脚、なんていうけど、育児っていうレースに2人で臨んでるのに、「ウッヒョーーーーーこのレース楽勝おおお〜」って思ってる人と「いやいやいやめちゃんこきついですから!」って思ってる人とでは足並が揃わないのは当然。
ていうか「らーくしょぉ〜フィーーーー」って思ってる人も背負いながら育児というレースを走らなければならないって感じ。
大変さがわかってないだけでこのド負担。
つまり、「大変」て気持ちを共有するだけで、最強のパートナーになれると思っています。
※今回はおまけコラム「主夫メシ」はお休みです。
次回予告
主夫生活がスタートし、なんとか旦那さんも慣れてきた様子。
あれ、気付いたら、どんどん主夫レベルがアップしている…!
次回は2020年8月13日(木)公開予定です。
お楽しみに!
弓家キョウコ
作者