登場人物
ツルリンゴスター(私):絵を描く主婦。30代。
アオ:2018年3月生まれの女の子。ツルリンゴ家のアイドル。よく眠りあまり泣かないびっくり赤ちゃん。
兄ーズ:長男5歳、こだわり強めのいいやつ。次男3歳、お調子者だが時に核心を突く。
夫:よく働く3児の父。家族が大好き。
第14話
ツルリンゴスターのあとがき
4月から職場に復帰し、仕事帰りに3人の子供を迎えに行って帰宅する生活が始まりました。
だいたい5時半ごろに帰宅し、そこから9時に子供が就寝できるのを目標に、洗濯、夕飯、片付け、お風呂、次の日の準備、寝かしつけと、多くのタスクをこなさなければなりません。
私も仕事終わりでヘトヘトなので、できれば帰宅後何も考えず、小さくてかわいいアオをギューっとしたいところなのですが、山積みの家事と元気な兄ーズの主張は待ったなし。
どうしても兄ーズへの対応が先になって、末っ子の静かなアオが後回しになりがちです。
子供が3人だと愛情は3倍でも、時間は3倍にはなってくれません。
どうしても一人に関わる時間は短くなってしまいます。
それを実感してから、できるだけ3人等分に関われるようにということだけ大切にしてきたので、限られた時間の中でも意識して3人それぞれと話し、抱っこするようにしています。
(6歳の長男はそろそろ恥ずかしそうですが・・・)
やっとひと段落してアオを抱っこしたときの、赤ちゃん独特の甘いにおいと、フワフワであったかい抱き心地、嬉しそうに笑う声は、私をどんな言葉でも言い表せない幸福な気持ちにしてくれます。
ついつい子供との話や遊びに夢中になって、家事が全然できてないままその日が終わってしまうこともしばしばですが、仕方ありません。
畳んでいない洗濯物が山積みで残っていても、その日どんなことがあったかを子供が一生懸命話すのを聞ければ、嬉しくなって気分良くぐっすり眠って、また次の日仕事に行くことができます。
ツルリンゴスター
作者