登場人物
ツルリンゴスター(私):絵を描く主婦。30代。
アオ:2018年3月生まれの女の子。ツルリンゴ家のアイドル。よく眠りあまり泣かないびっくり赤ちゃん。
兄ーズ:長男5歳、こだわり強めのいいやつ。次男3歳、お調子者だが時に核心を突く。
夫:よく働く3児の父。家族が大好き。
第13話
ツルリンゴスターのあとがき
子育てをしていると、思いもよらないタイミングで大ピンチに陥ることが多々あります。
たとえばこの漫画のように、スーパーの袋を節約して1枚にしたことが原因で、にっちもさっちも行かなくなったり。
雨の日の登園中に長男が「もう歩けない」と傘も放り出して座り込んで泣き出し、私は抱っこ紐に次男を抱えていて動けなくなったり。
着替えを持っていない日に次男が水場に飛び込んで、びしょ濡れになって途方にくれたり。
出先でアオが連続でうんちをして、最後の最後におしり拭きがあと2枚!とトイレで慌てたり…。
それまで良い感じに子供と過ごしていても、ちょっとしたきっかけで窮地に立たされてしまいます。
周りに助けてもらえることもたまにありますが、大体の場合、たった一人で解決策にたどりつかなければなりません。
そしてそういったピンチを何度も何度も乗り越えることで、「あぁもう絶対に同じことにならないように、こうしよう」と一つずつ学習します。
ピンチを脱して子ども全員と無事に家に帰れると、反省と後悔と安堵の波がどっときて一瞬動けなくなりますが、温かいコーヒーを飲んで、お風呂に入って、ふかふかのお布団で一晩寝れば、もう大丈夫。
子どもも私も元気で帰ってきたなら、それで花まるです。
スーパーの袋は、これからは余裕をもたせた枚数でもらいます。
ツルリンゴスター
作者