登場人物
ツルリンゴスター(私):絵を描く主婦。30代。
アオ:2018年3月生まれの女の子。ツルリンゴ家のアイドル。よく眠りあまり泣かないびっくり赤ちゃん。
兄ーズ:長男5歳、こだわり強めのいいやつ。次男3歳、お調子者だが時に核心を突く。
夫:よく働く3児の父。家族が大好き。
第17話
ツルリンゴスターのあとがき
雨、なかなかやみませんね。
保育園の送迎は数倍大変になるし、小学1年生の長男も登下校に傘を持たせると心配は倍になり、洗濯物も乾かず、気圧のせいか眠気もひどい。
そしてこの時期は乳幼児が感染する病気も多く、一つ一つなら解決できるのに、コンボでやってこられると一気に気持ちの逃げ場がなくなってしまいます。
これは私個人の感覚ですが、出産を経験した年齢あたりから、自分で気持ちのバランスを取るのが難しいなと感じることが多くなってきました。ホルモンバランスの乱れのせいでしょうか。
落ち込んだ気持ちをなかなか浮上させることができず、子供を叱るときも「あぁこれ以上怒る意味ないな」と頭でわかっていても、ストップをかけられず追い討ちをかけてしまったり、毎日ギリギリで済ませている家事が相当なストレスになったり…。
「何もかもうまくいかない」と徐々に自分に自信がなくなってしまう状態です。
子供が生まれてから、何度もそういう状況に立たされることがありました。
数時間おきにグズって睡眠時間が全然とれない赤ちゃんの頃、壮絶なイヤイヤ期、兄弟が生まれて二人育児に奮闘した頃、3人目が生まれてあらゆることに時間が足りないと感じる今…。
それでもやってこれたのは、落ち込んだ中で、もがいてもがいて、ちゃんと自分を好きになれて、私が私自身を守れる道を見つけられたからかなぁと思います。
次回公開する後編では、パンクしてしまった私に、また新しい道が見えることになります。
梅雨もそろそろ明けますね。みなさまもどうかご自愛ください。
次回もよろしくお願いします。
ツルリンゴスター
作者