登場人物
ツルリンゴスター(私):絵を描く主婦。30代。
アオ:2018年3月生まれの女の子。ツルリンゴ家のアイドル。よく眠りあまり泣かないびっくり赤ちゃん。
兄ーズ:長男5歳、こだわり強めのいいやつ。次男3歳、お調子者だが時に核心を突く。
夫:よく働く3児の父。家族が大好き。
第7話
ツルリンゴスターのあとがき
アオが生まれる前から「子供が3人になったら寝かしつけをどうしよう」と心配していました。
その心配は的中し、アオが一緒に寝るようになってから、毎晩(本当に毎晩です!!)私のとなりを争って兄ーズがケンカするようになってしまいました。
長男も次男も、体のどこかが私に触れていないと「おばけがこわい!」と不安で寝られないらしいのです。
毎晩続くケンカにうんざりして、「それなら横向きになって、二人ともお母ちゃんに足をくっつけてみな」と言ってみたら、なんとそれが固定の寝方になってしまいました。
これがもう、とんでもなく寝にくい。
うちでは「ぶっ刺し寝」と呼んでいます。私に子供がぶっ刺さっているからですね。
私は基本的に、「一人で広い布団に寝たい派」の人間なんです。いつか一人で寝られるようになれば、こんなこともあったなと笑えるでしょうか。
その日を夢見て、今日も串刺しで寝ています。
ツルリンゴスター
作者