結婚して1年。子供がほしいと考えるようになったかそあんさんは、自身の月経不順が少し気がかりに。
悩んだ末に不妊治療専門クリニックに通い、排卵障害を乗り越えて妊娠・出産するまでの話をお届けしています。
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最終話
<おわり>
あとがき
陽性反応が出た時は、嬉しいものの実際落ち着いていました。
いつも期待しすぎないようにという思いがあった為、子宮内に妊娠できているか、胎嚢や心拍を確認できるか、初期に問題なく育ってくれるか…
まだまだ不安はつきものなので今喜んでしまってはと、あえて自分を落ち着かせようとしていたように当時を振り返ると思います。
不妊クリニックに通っていた事でそのまま心拍確認まで見てもらう流れになっていたのですが、不妊クリニックはそこで問題なければ終了になり、妊婦検診や分娩は新たな病院となります。
当時、妊娠した際のその後の希望病院(産院)を私は全く考えていませんでした。実際に妊娠出来るのはきっとまだ先だと思っていたからです。
不妊クリニックで心拍確認までの工程を踏んで、紹介状を持って自身の不妊履歴や記録を病院を通して伝えてもらうのが私も望ましいと思っていたのですが、いざ産院に出向いたら既に出産予定月の定員が埋まってしまっていた…!という事態に直面してしまいました。
産院側の流れもしっかり確認できていれば、分娩予約の為に心拍確認を産院で行う事も出来たと思うので、不妊クリニックとその後の産院双方の仕組みを調べておくのも大事だなぁと感じました。
不妊クリニックに通った事で第一子をあのタイミングで授かることができ、今の息子がいるので、クリニックには大変お世話になりましたし、あの時自身で動いた事は本当に良かったと感じています。
この体験が、どなたかの参考になれば幸いです。
かそあん
作者