登場人物
ツルリンゴスター(私):絵を描く主婦。30代。
アオ:2018年3月生まれの女の子。ツルリンゴ家のアイドル。よく眠りあまり泣かないびっくり赤ちゃん。
兄ーズ:長男5歳、こだわり強めのいいやつ。次男3歳、お調子者だが時に核心を突く。
夫:よく働く3児の父。家族が大好き。
第6話
ツルリンゴスターのあとがき
生後9ヶ月頃を超え、お母さんと他の人の区別がつくようになると「後追い」が始まる赤ちゃんが多くなりますよね。
いわゆる「トイレにもいけない」とか「ベビーガードにつかまってギャン泣き」とかいうのは、兄ーズの育児中に経験済みで、アオもそうなるかとぼんやりと覚悟していました。
が。
最近なんだかズボンの裾をちょいちょいと引っ張る様子が増え、
(ふふふ、かわいいやつめ)
くらいに考えていたのが、
(・・・あれ、ドアを開けたらいつもいるな・・・)
(・・・あれ?いつも近くに座ってるな・・・)
(・・・ん? ・・・これってもしや)
・・・なんと静かな後追い!!
兄弟がいつもまわりにいるなかで子育てしているから、「お母さんがいない」という気持ちが少し和らぐのでしょうか。それとも、持って生まれた性格かなぁ…。
とにかくよく寝る赤ちゃんだったアオは、独自の静かな成長を続けています。
ツルリンゴスター
作者