登場人物
ツルリンゴスター(私):絵を描く主婦。30代。
アオ:2018年3月生まれの女の子。ツルリンゴ家のアイドル。よく眠りあまり泣かないびっくり赤ちゃん。
兄ーズ:長男5歳、こだわり強めのいいやつ。次男3歳、お調子者だが時に核心を突く。
夫:よく働く3児の父。家族が大好き。
第12話
ツルリンゴスターのあとがき
赤ちゃんは、生まれてしばらくの間はぼんやりとしか見えておらず、生後3〜4ヶ月くらいから目の焦点があってくることが多いみたいです。
なので赤ちゃんが私の顔を見て笑ってくれるのは、それまでずっとフワフワと宙を眺め、お腹が減ったりオムツが汚れたりして泣くだけだった生活の中で、とても大きな成長を感じられて本当に嬉しい瞬間です。
うちの場合、どうしても夫より私の方が赤ちゃんと関わる時間が長いので、この時期は特に、お父さんとお母さんの認識に差がでます。
私から夫にアオを渡すと、ふと表情が固まることも多々…(兄二人のときも同様でした)それが面白くて、いつも勝手なアテレコをして楽しんでいました。
夫の実家に行ったとき、その話をしたわけでもないのに、お義母さんが同じようにアテレコをしたので、そのときは爆笑してしまいましたね。
我が家は共働きですが、夫が家計の8割を担っており、毎日夜遅くまで働いています。
子どもと関わる時間は私より短いですが、その短い時間の中で、いつも私に負けないくらいの愛情で子どもと接しています。その愛情をちゃんと感じてくれているのか、今ではアオもお父ちゃんを見ると、顔いっぱいの笑顔で迎えてくれるようになりました。
ツルリンゴスター
作者