母性や父性は、協力しながら育んでいくもの｜猫かわいがりラプソディー #5

登場人物

アン(私)：イラストレーター。家事は基本手抜き。

こーちゃん(息子)：2016年12月生まれ。マイペースで慎重な男の子。

カン(夫)：息子ラブ。外ではクールな理系男子。

第5話

あとがき

この頃の私は、今思えば「産後ハイ」。産後の入院中も1日2時間しか寝ておらず、ホルモンバランスの影響で興奮状態でした。

家に帰ってきた後も、カンは私の変なテンションに気づいていたようです。

そんな私を見て夜中の育児を買って出てくれたカンは、男性の中ではとても稀なケースかもしれません。

だけどやっぱり、少々無理してもらってでも、一緒に頑張ってよかったなと思います。

母性や父性は最初から持っているものではなくて、こうして手をかけて培っていくものなのですね。

言葉ではなかなか伝わらないわが子の可愛さや大変さを、夫婦で共有できるのも嬉しいことです。

私は「自分の体のためにカンに負担をかける」ということに対して罪悪感を持っていたけど、カンは今でもこの頃を愛おしく思い出してくれます。

二人三脚シリーズは今回で終了！

次回からは、Anriさんが直面した【母乳問題】についてのお話です。

おたのしみに！

Anri

作者

絵を描く事が大好きな日本と台湾のハーフ。なんだかんだでメンタル強め。頭と視力は弱め。毎年の目標がダイエット。Instagram（@anri_art_work）でも絵日記を更新中！