登場人物
ツルリンゴスター(私):絵を描く主婦。30代。
アオ:2018年3月生まれの女の子。ツルリンゴ家のアイドル。よく眠りあまり泣かないびっくり赤ちゃん。
兄ーズ:長男5歳、こだわり強めのいいやつ。次男3歳、お調子者だが時に核心を突く。
夫:よく働く3児の父。家族が大好き。
第21話
ツルリンゴスターのあとがき
去年の夏、義実家に帰省した際に兄ーズがカブトムシ採りをしていたことを受け、義母は「こども達がさぞ喜ぶだろう!」と活きのよい幼虫10匹をプレゼントしてくれたわけです。
私はそれはもうびっくりしましたが、生き物全般が好きな義母らしいなと思って笑ってしまいました。
義母のそういう部分に憧れもあるので、受けてたとうじゃないか!という気持ちでしたね。
でももし「虫を10匹プレゼントしたいな」と思ったら、大抵の場合はあげる人に一度相談することをお勧めします。笑
こどもたちは始めの一瞬だけテンションが上がり、次の日からはカブトムシのことなんか全く忘れてしまったようです。
結局私が本で調べ、必要なものを調達し、日々の世話をすることになりました。
「飼うならちゃんと世話をしなさい!」と叱ってもいいんですが、まぁこどもなので、なかなか難しいですね。
一緒に土を変えたりしたので、生き物にも触れられましたし、ちゃんと良い事がいっぱいあったんじゃないかなーと思います。
でも夫は別ですよ。ヤツは最初にほんのちょっと世話しただけでほったらかしでしたからね。
その夫が記念すべき一匹目のカブトムシを発見したので、私の怒りたるや…怒髪が天を突きぬけましたよ。何でお前なんだ、と。育てたのは私やぞ、と。
カブトムシも空気読んで出てきてよ~って思いました。
ツルリンゴスター
作者