登場人物
わたし(ママ):心配性だけどマイペース
娘:優しくてお世話好き
パパ:楽天家でのんびり屋
後ろの人たち:未来のわたしと娘たち
第10話
産後、久しぶりに髪を切って染めた「過去のわたし(右)」。髪がスッキリしたら心まで軽くなり、「未来のわたし(左)」に近づいたような感覚に。
今日は義母が娘に会いにきてくれたのですが…
「まだ喋らないの?」と、少し引っかかる言葉を残して帰っていった義母。落ち込む私の前に突如現れたのは…なんと「未来の長女」!?
「未来の長女」は、とにかく楽しそうに、いっぱいお喋りをしていました。…確かにちょっと静かにしてほしい…かも?笑
そっか…。
気にすることなんて、何もなかったんだー。
あとがき
義母はとても良い方で、関係も良好です。いつも娘たちだけでなく、私のことも褒めてくれます。
そんな義母は、娘たちのことを「すごく賢い!」とべた褒めで、生後8ヶ月くらいから「どう?喋った?賢いから、そろそろ喋るんじゃない?」と電話をする度に言っていました。
「さすがに早すぎですよ〜」なんて笑いながらも、少し気になってしまいました。
こどもの成長を心配することって、誰にでもあると思います。そのなかでも、私の周りでよく聞くのが「まだ喋らなくて…」というもの。
でも、私の知り合いの場合は、みんなそのうち喋りだしたし、喋りだすとあっという間にペラペラお喋りさんになっていました。
もし、こどもの成長を心配している親御さんにこういう声掛けがあったら、すごく気にするんじゃないかなぁと思って描いたお話です。
あひる
作者