「なぜ妊婦が周りに気を遣わないといけないのだろうか…」モヤモヤした思いを抱えながらも、妊娠初期にマタニティマークを隠して電車に乗っていたチリツモルさん。ある日、女性に声をかけられて…。
今回から、マタニティマークにまつわるお話を全3話でお届けします。
登場人物
パパ:息子への愛が一方通行でもめげないポジティブなアラサー男
ムスコ:父への態度が基本塩対応、でもたまにデレるという小悪魔な一面を隠し持つ幼児
ママ:ふざけることが大好き、毎日いかに楽をして1日を過ごすかばかり考えているアラサー主婦
第25話
あとがき
マタニティマークというものが周りからどう見られているのかを初めてネットで調べたときは、かなり驚きました。そしてビビりました。
立つなら優先席付近に立てとか、席を譲れと強要されてるように感じるとか書いてあって、電車でどこに立てばいいのか分からなくなったりして。
正直、なんでここまで妊婦さんが肩身の狭い思いをしないといけないのだろう…お互いが譲り合えば、もっと優しい世界なのにな…と思っていました。
ネットの中の情報が全てではないのですが、このときの私は妊婦はこのルールを守らないと酷い目に遭う可能性があるし、周りからいやな目で見られてしまうものなんだと思い込んでいました。
会社でも、その会社に通勤するための電車の中でも、周りの目を気にして生活していたと思います。
次回予告
ある日、電車で声をかけられたチリツモルさん。あれ、マタニティマークは隠していたはずなのに…。
この時から少しずつ、チリツモルさんはあることに気付きました。
次回は2020年11月11日(水)公開予定です。
お楽しみに!
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チリツモル
作者