「なぜ妊婦が周りに気を遣わないといけないのだろうか…」
モヤモヤした思いを抱えながらも、妊娠初期にマタニティマークを隠して電車に乗っていたチリツモルさん。ある日、女性に声をかけられて…。
前回から、マタニティマークにまつわるお話をお届けしています。
前回はこちら↓
登場人物
パパ:息子への愛が一方通行でもめげないポジティブなアラサー男
ムスコ:父への態度が基本塩対応、でもたまにデレるという小悪魔な一面を隠し持つ幼児
ママ:ふざけることが大好き、毎日いかに楽をして1日を過ごすかばかり考えているアラサー主婦
第26話
あとがき
生まれて初めて電車で席を譲ってもらったときは、お姉さんの気遣いと優しさに本当に感動してしまって、席に座ってから泣いてしまいそうでした。必死で堪えていました。
親切にしてもらうと、こんなに嬉しくて幸せな気持ちになるのか…!っていう思いで心がいっぱいでした。
産休に入るまでは、どうしても通勤で満員電車に乗らないといけない日々だったので、ネットの言葉を読んで気を張っていた私にとっては、こんなふうに優しく接してもらえることが本当に嬉しくて仕方がなかったです。
その後も沢山の方が声をかけてくださいました。今でもその時のことを思い出すと、ついつい笑顔になります。
次回予告
マタニティマークをつけたことで、電車内でたくさんの「人の優しさ」に救われたチリツモルさん。
しかし会社では、妊婦だから甘えてると思われたくない、迷惑かけたくないという思いから、無理をしすぎて切迫早産に…。
その経験から、チリツモルさんが今の妊婦さんに伝えたいこととは。
次回は2020年11月25日(水)公開予定です。
お楽しみに!
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チリツモル
作者