登場人物
ツルリンゴスター(私):絵を描く主婦。30代。
アオ:2018年3月生まれの女の子。ツルリンゴ家のアイドル。よく眠りあまり泣かないびっくり赤ちゃん。
兄ーズ:長男5歳、こだわり強めのいいやつ。次男3歳、お調子者だが時に核心を突く。
夫:よく働く3児の父。家族が大好き。
第3話
ツルリンゴスターのあとがき
「子供3人もいて大変ですね!」と、会う人みんなに言われます。
たしかに長男を産んだときは、私も初めてお母さんになったので、お互い緊張した(笑)日々を送っていました。
「絶対に清潔にしないと」「たくさん一緒に遊ばないと」と構えてしまって、気持ちの面ではあの頃が1番大変だったと思います。
しかしその後、次男、アオと立て続けに3人産んだので、もう5年ほど、ずっと赤ちゃんのお世話をしていることになります。
5年もやっていると、おむつ替えやミルクをあげるといった基本のお世話は、息をするように無意識でできるようになって、赤ちゃんとの生活が自分のデフォルトになりました。
なので今は緊張感もなくなり、大変だ〜〜と思いつめることも、あまりありません。
アオはほのぼのと過ごし、ときどき兄二人がかまっていたり。
私も、空き時間を見つけては好きなことをし、アオと話したくなったら話して、触りたくなったら抱っこします。
気持ちに余裕ができたことで、長男のときよりも育児はだいぶラフになりました。
お風呂は温度計で測ることなく入っても熱すぎるなんてことはないですし、ベビーフードは栄養満点で、食の細いアオでも必要な量を食べさせることができています。
実はこんなにラフで良かったんだなぁ。あの頃の自分に教えてあげたいです。
ツルリンゴスター
作者