登場人物
あんこちゃん:天然パーマがチャームポイントの女の子なのよ。2019年2月末生まれなのよ。
キナコさん:あんこちゃんのマンマ。出産を機に、マイペースでヒュッゲな暮らしを模索中。趣味は工作。
マメオさん:あんこちゃんのパッパ。あんこちゃんを溺愛する心配性のゲーマー。
第4話
インドの離乳食事情
あんこちゃんの離乳食を作りはじめた時、ふと疑問が浮かびました。
「インドの赤ちゃんはいつからカレーを食べはじめるんだろう?もしかして離乳食もカレーなのかな?」
その疑問が、とうとう今回明らかになりました!
本気のカレーは7歳頃からですが、スパイスは生後8か月ごろから食べはじめるとのこと!さすがインド、驚きです…。
離乳食自体が始まるのは日本と同じく生後6か月くらいからだそう。
最初に食べはじめるスパイスであるクミンやターメリックは、日本人にも馴染みがある、“カレーらしさを感じるスパイス”だと思います。
出汁の優しい味からはじめることが一般的な日本の離乳食と比べると、もう「カレー味の離乳食」といっても過言ではないかも?
ちなみに離乳食では、日本と同じような米のおかゆや茹でて潰した野菜の他に、
・「キチョリ」と呼ばれる豆のおかゆ
・茹でてこしたデーツ(ナツメヤシの赤い実)
・チャパティ(ビタミンAが豊富な全粒粉でできた薄いナンのようなもの)を牛乳に浸したもの
・お米と豆の粉で作る蒸しパン
…などを離乳食として与えているそうですよ。なんだか、どれもすごく美味しそう…!
さらに、インドでは幼い頃からマサラチャイ、ターメリックを牛乳に混ぜたものをたくさん飲みなさいと言われるそうです。
カレーだけじゃなくて、飲み物からもスパイスに親しんでいるんですね!
ちなみに、ひと言で“インド”と言っても、地方によってカレーの種類も様々で、辛さももちろん違います。
出身地や世代によって辛さへの耐性も違うそうで、激辛のグリーンペッパーを5、6個食べても平気な人もいれば、全く食べられない人も。
地方によっては、辛いものを一切食べない人もいるそうです。意外〜!!
新里 碧
作者