登場人物
わたし(ママ):心配性だけどマイペース
娘:優しくてお世話好き
パパ:楽天家でのんびり屋
後ろの人たち:未来のわたしと娘たち
第12話
産後、久しぶりに髪を切って染めた「過去のわたし(右)」。髪がスッキリしたら心まで軽くなり、「未来のわたし(左)」に近づいたような感覚に。
「過去のわたし」と娘のもとに遊びに来てくれた「未来の長女」。洗濯物を畳むのがとっても上手で、お手伝いまでしてくれる子に育っていた。
そんなことを嬉しく思っていたら、「ママ、元気でた?」と心配をしてくれて…
第11話はこちら
ママの心配をしてくれる優しい子に育ってくれたことが嬉しかった。
娘たちを抱きしめながら一緒に笑ったら、心が温かくなって…なんだか景色が色づいたような気がした。
あとがき
はじめての子育ては不安だらけでした(今もですが…)。
それは、正解が分からないからというのも原因の1つじゃないかなぁと思います。自分のやっていることは、子供にとって意味があるのか、自分のせいで不利益があったらどうしよう…なんて。
「未来から、元気に大人になった娘たちが来てくれたらホッとするのに」
「できたら、娘たちが幸せなおばあちゃんになった姿が見たい」
なんて考えたことがあります。2人目の子育てはその点すこし楽です。ちょっと先の未来が見えるから。
ちゃんと喋れるようになる。何度言っても聞かないことも、そのうちやらなくなる。絵本の読み聞かせも意味がある。
先のことが分かっていると、心が楽になります。1人目のときに先のことが分かっていたら、もう少し余裕を持てたかもしれないなぁ。
<次回につづく>
あひる
作者