このコーナーでは、編集部がピックアップした様々な作者さんによるマンガをご紹介します。
「肘内障(ちゅうないしょう)」という症状をご存じでしょうか。
いわゆる「ひじが抜けた」という状態、ひじの関節の亜脱臼のことです。歩きはじめから5歳くらいまでの子ども、とくに1歳から3歳の幼児に最も多く起こりやすいとされています(※)。
今回は、三姉妹のママである田仲ぱんださんの末っ子の娘さんの、肘内障体験談をお届けします。
万が一お子さんに起きてしまった時に、慌てず処置ができますように。
子どもの腕を引っ張る行動には要注意
耳元で「パキッ」と音がしたとともに、絶叫。号泣。
やってしまった…と思いましたね。
触れること自体が痛い様子、でも動かさなければ痛くないようで、ずっと泣いていたわけではないんです。
肘内障に関して、腕を強く引っ張ったら腕が抜ける、ぐらいの知識しかなかったのですが、よくSNSで見かけていたので知っていました。
状況的に骨折というより肘内障っぽいと感じて、ネットで検索すると症状も一致。
というわけで、確信をもってすぅちゃんを病院に連れて行こうと思ったのですが…
無理に動かさず、早めに病院へ行くこと
実はこの日、日曜日だったのです。
翌日病院に行くかどうか迷ったのですが、あまりの痛がりように、夜間休日救急センターに連れて行きました。
とにかく移動時もひたすら痛むようで、なるべく痛みがないようにと動かすのが本当に大変でした。
肘内障は子どもに多いそうですが、急に強く引っ張ったりしたわけではなく、本当に些細な拍子で外れる印象を持ちました。
Instagramやブログの読者さんから「4、5回なります!」「10回くらいやりました」などお話を頂きました。
そんな何回もなるの…!? 恐怖です( ;∀;)
よくやっていた、背中に背負って歩き回る遊び、もう怖くて絶対できません…!
楽しく過ごしていたのに、一瞬でこんなことになるとは…。
フォロワーさんが「子供に大人の指を掴ませてから手を握ると良いですよ」と教えてくださいました。
子どもが筋肉を使っているとぶら下がっても外れにくいそうで、これからは、この方法で手を繋いでいきたいと思います。
育児って、本当に何が起こるかわからない!!!
※編集部注)一度肘内障が起こると繰り返すことが多いようです。病院で治療をして完治した後も、手を強く引っ張らないように注意してくださいね。
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