新米パパママのみずきといくみが、少しずつ”親”になっていく物語を、なかじまさんが描きます。
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登場人物
森いくみ:28歳。元カフェ店員で料理好き。口数は多くないが、思っていることは率直に言うタイプ。あっさりしているが、あとで一人落ち込むこともある。もともと子供好きというわけではない。
森みずき:28歳。嘘がつけず、感情がすぐ顔に出るタイプ。言わないとやらないが、言われたらすぐにやってくれる。もともと子供が大好き。
森そうた:生まれたばかり。どんな子に育っていくのでしょうか。
第9話
<つづく>
作者のあとがき
産後は容赦なく続く怒涛の育児にいっぱいいっぱいで、とにかく「絶対やらなきゃいけないこと」に追われる日々ですよね。
私も当時、今までやれていたやりたいことは何ひとつできず、そんな日々を繰り返してすっかりうつ状態になっていました。そんな中、産後初めて映画館へひとりで行けた日の煌めきは忘れられません。
映画の内容以前に、劇場に自分がひとりでいるということが物凄く「取り戻した」感がありました。それからは、夫が帰宅してから間に合えば近所の映画館に自転車でダッシュしてレイトショーを見にいかせてもらってパワー回復していました。
実際劇場に行かなくても、(途中で遮られてしまうストレスはありますが><)家で映画やドラマやライブを見たり本を読んだり、いくみさんのように友達と話したり…部屋の中、子供と2人きりの自分とは違う世界へ頭の中だけでも飛んでいくことは大切なリフレッシュだと思います。
我が子のことももちろん大事だけれど、自分だけのやりたい事も大事にしてほしいなぁと思います。
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