このコーナーでは、編集部がピックアップした様々な作者さんによる育児マンガをご紹介します。
妊娠中、「赤ちゃんを産んだら夫のことを嫌いになってしまうのでは?」と不安に思っていた、おみきさん。
実際に出産したらどうなったかというと…
里帰り中の黒い感情
産後1ヵ月は里帰り(家から10分程度で実家)しました。母も父もスーパー協力的で、旦那もほぼ毎日通って来てくれる。しかも旦那は仕事をしている。
家族のフォローがあって子どもを育てているのにも関わらず、やれ側にいて欲しいだとか、話しを聞いて欲しいだとか、私の事を大切にしろだとか、
いやいや、贅沢者めが、むしろ通ってくれる事に感謝しろよ。って思う方もいらっしゃるかもしれない。ってか、私もそう思う。
もちろん、旦那が実家に来てくれる事はすごくありがたかったし、めちゃくちゃ感謝した。ちゃんと言葉でそう伝えた。
なんだけども、私は「変わらない旦那」が羨ましくもあり、イライラもした。
私の母や父がいて、沢山フォローしてくれるけど、それでも初めての育児だし、不安な事は山ほどあった。(というか今もある)
何より体のどこもかしこもが痛すぎるのと睡眠不足が本当に辛かった。それが、当時の旦那には伝わってなかったように思う。私は、変わらず私…みたいに思われていた、というか。
産前の私じゃないのよ。もうね、あの頃の私は2度と戻って来ない(言ってて切なくなった)産後、スーパーヘタレてた私は、パートナーである旦那に側にいて欲しかった。
なのに、断った理由が義実家は気をつかうから。
は?ってなりましたよね。たしかに、逆の立場だったら私も気をつかう。けど、今はさ…今だけはさ…多少我慢しても妻を気遣っておくれよ!!!
こちらとら命がけであんたとの子を産んだんやぞ!!!比べるのそこじゃねぇだろぶっ飛ばすぞ!!って思っちゃったんですよね。
家事も育児も、仕事もしてくれる。それだけで充分。だから何も言わない。…じゃあ、私のこの落とし所のない気持ちはどこに行くのだろう。
私は変わった。旦那は変わらないのに。同じ、親なのに。
このままでは旦那のことを嫌い、もしくは大嫌いになってしまう。それはまずい。そして何より自分の心が辛い。
そんなわけで言いたい事を伝えてきました。
あの時、伝えたい事を言えてよかった。もちろん私だけが言いっぱなしでなく、旦那の意見も聞いてるし、仕事や家事、育児への感謝も忘れてはいません。
無事に里帰り期間が終わり、家に帰ったのですが、育児の大変さを知った旦那。やはり、何人かの大人がいる中で1、2時間お世話するのと、2人で24時間お世話するのだと全然違うよね。
お互いが疲れてダウンしないように、それぞれの1人時間を作れるようにしたりしております。(その対応の旦那があまりにも神すぎてTwitterでよく呟いてます。)
どちらかがしんどくならないように、2人で育児をして、労いながら、支え合っていきたいな、と思ってます。
いやはや、あとがきなげーよ!!というツッコミがきそうでが、ここまで読んでくださってありがとうございました!
もっとね、漫画の中で表現できたらよかったよね…(本当にな)
ポッケ編集部PICKUP育児マンガ
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