先輩ママ・パパが気になった赤ちゃんの体重問題…病院へ行く基準は?

赤ちゃんの成長の目安となる「成長曲線」。赤ちゃんには健康に育ってほしいと思うからこそ、成長曲線を見て「思ったように増えない」「想像以上に増えているけどいいのかな?」と気になることってありますよね。

今回は、「体重がなかなか増えなかった」「成長曲線より増えてしまった」と悩んだ経験をもつパパ・ママに、そのときの心境やその後の成長についてインタビューを行いました。

我が子の体重の増え方が気になる…

赤ちゃん 寝る

今回インタビューを行ったのは、赤ちゃんが生後5~6ヶ月頃に「体重がなかなか増えなかった」というパ パと、「成長曲線の上の線から出てしまうときもあり、太っているのかと気になった」という経験をもつママ。

Yパパ

Yパパ

子供の体重が増えなくて、健診ではいつも成長曲線の下のラインギリギリ圏内でした。

離乳食はたくさん食べるのに体重はあまり増えないので、僕よりも妻が少し心配していました。(30代 2児のパパ)

Mママ

Mママ

周りの子に比べてうちの子は大きめで、いつも成長曲線の上の線ギリギリ。たまにはみ出る時期も。

周りの人にも「大きいね」と言われることが多く。身長より体重が成長曲線より若干上になることがあったので、太ってるのかな…痩せさせるべきなのかな…と悩んでいました。(30代 1児のママ)

先輩パパもママも、体重の増え方が気になった理由は、「成長曲線と比べて」というところにあるようですね。先輩ママは、周りの子との違いも気にしていました。

先輩パパ・ママの体験談
その後の成長に影響はあった?

子供の体重で「増えない」「増えすぎ」と感じた先輩パパとママ。実際子供が大きくなって健康などに影響があったのでしょうか。詳しく聞いてみました。

「体重が増えない…」と
気になったパパの体験談

名前

名前

今2歳2ヶ月になりますが、特に成長に影響はなかったですよ。対策なども何もしなかったです。体重が増えないのは体質もあるし、気にしてもどうしようもないかな…と、そのまま見守ることにしたんです。すると、1歳半くらいから徐々に体重が増え始めました。やっぱり体重の増え方にも個人差があるし、考えすぎなくていいのだなと、今なら思います。

「体重が増えすぎなのでは…」と
気になったママの体験談

名前

名前

赤ちゃんでもダイエットさせたほうがいいのかなと思って、「赤ちゃん ダイエット」で検索するほど悩んでいました。でも「赤ちゃんは栄養をつけないといけないから食事制限はよくない」という記事を見つけて。それ以来体重が増えるのは仕方ないなと思うようになったんです。

体重がはみ出ることがたまにあったので、ハイハイするようになってからは体をたくさん動かせる広い場所に行くようなことはしてみました。今5歳なり、お菓子の食べすぎだけは注意していますが、成長にはなんの問題もないですよ。当時は気にしすぎだったかなと思います。


先輩パパ・ママのお子さんは、特に健康などに影響なく「元気に育っている」とのことでした!

体重の増え方が気になったとしても、成長曲線から大幅に外れていないなら、気に留めすぎることはないのかもしれませんね。

専門家に聞いた!
どんな場合は病院へ行くべき?

とはいえ、体重があまり増えなかったり、あまり変わらなかったり、成長曲線を超えて増えたりすると、「見えないところで健康状態に影響があるのでは…」と気になることもありますよね。

今回、日本小児科医学会専門医の武井先生に、赤ちゃんの体重の変化で病院で見てもらったほうが良い基準を聞いてみました。

武井先生

武井先生

体重増加が多い場合に関しては、成長や健康にほぼ影響はありません。しかし、体重があまり増えない場合は、運動に必要な筋力があまり増加せず、運動機能に影響が出る可能性があります。成長曲線の下のラインを下回る傾向が続く、また健診で指摘されたのであれば、医療機関の受診をおすすめします。

ただし、「離乳食を食べなくて体重が増えない」といった状況であれば、ミルクをしっかり飲ませた上で、好きな離乳食を見つけるまでは経過観察でいいでしょう。離乳食で好きなものを見つけられたら、その好きなものを中心に食べさせてあげると良いですね。

成長曲線圏内でも、体重が3ヶ月経っても増えなかったり、減少していたりする場合は、医療機関の受診をご検討ください。

赤ちゃんの体重の増え方は個人差あり!
様子を見つつ気にしすぎないことも大切

体重の増え方に関しては、成長するごとに個人差が出てくるもの。「増えない」「増えすぎ」と気になることはあるかもしれませんが、成長曲線の下の線を下回ることが続いたり、体重が3ヶ月経っても増えなかったりする場合でなければ、あまり気にしすぎなくてもよいのかもしれません。

どうしても心配なときは、ひとりで抱え込まず、医療機関を受診したり健診時に相談したりしてみてくださいね。


取材協力:武井 智昭

取材協力:武井 智昭

小児科/高座渋谷つばさクリニック


日本小児科学会専門医。2002年、慶応義塾大学医学部卒。神奈川県内の病院・クリニックで小児科医としての経験を積み、現在は神奈川県大和市の高座渋谷つばさクリニックに院長として勤務。内科・小児科・アレルギー科を担当しています。感染症・アレルギー疾患、呼吸器疾患、予防医学などを得意とし、0歳から100歳まで「1世紀を診療する医師」として診療を行っています。

小林 奈津美

小林 奈津美

こばやし なつみ

編集者として、家事メディア「コジカジ」に1年所属し、後に「ninaru baby」編集部へJOIN。大学では教育学部に所属し、主に初等教育について学んでいました。趣味は音楽鑑賞。エレクトーンやキーボードの演奏も得意です。
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