登場人物
あんこちゃん:天然パーマがチャームポイントの女の子なのよ。2019年2月末生まれなのよ。
キナコさん:あんこちゃんのマンマ。出産を機に、マイペースでヒュッゲな暮らしを模索中。趣味は工作。
マメオさん:あんこちゃんのパッパ。あんこちゃんを溺愛する心配性のゲーマー。
第2話
スイスのおおらかな育児
周りのママの声やネットにあふれる体験談をチェックしては、ついついわが子と比べてしまい、その差に焦ってしまうこと、ありますよね?
「え?この月齢だと、もう寝返りするの?」とか「○○ちゃんは離乳食ちゃんと食べててうらやましいな…」などなど。
気にしないようにしていても、どうしても気になってしまう…!そんな時は、この連載を読んで、ちょっとでも心かる〜くなってもらえると嬉しいです。
前置きが長くなってしまいましたが、マンガで描いたとおり、スイスの育児は日本と比べて、全体的にとってもおおらか。
たとえば、育児系の雑誌などでよく目にする「トイレトレーニング」。
スイスではなんとその言葉や概念自体無いとのことで、実際オムツは幼稚園に入園する4歳頃に卒業する子も多いそうです。おおらか〜!
おしゃぶりも同様で「やめさせなきゃ!」と親がやっきになることはなく、基本、子供が自然にやめるのに任せるスタイル。
ちょっとやそっと他の子と違っていても問題無し!大事なのは「その子自身のペースに合わせること」と、「無理をしないこと」のようです。
そしてさらに…スイスママいわく「家庭での育児は、驚くほど適当!」とのこと。
掃除も隔週でやるくらいの頻度だったり、働くお母さんは週1回お掃除を外注していたり、できる時にできる人が、できる方法でやるのが基本。
夜ごはんは、週末に作ったトマトソースを1週間ずっと同じ料理で食べ続けたり、もともと夜は冷たいものを簡単に食べる文化があることから(うらやましい!)、サラダやパン、チーズやサラミなどを並べるだけのご家庭も多いそう。
宅配ピザなど便利なものもとことんフル活用して、無理をしないスタンス。
ちなみに、スイスママは「パスタをゆでただけで褒められた!」そうです。
育児と家事(復職している場合は仕事も!)の両立は、永遠の課題だと思っていたのですが…私もこれくらいならできそう!笑
「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」と無理をしてイライラしてしまうよりも、良い意味で適当にやることで、家族みんなが笑顔でいられたらハッピーですよね。
※この漫画は、個人の体験に基づくものです。育児の方法や感じ方には個人差があります。
▼続きはこちら
新里 碧
作者