マイホーム購入を決意したあいさん。
モデルハウスの見学やハウスメーカーへの相談を経て、家を建てるにあたって「絶対に譲れない条件」をはっきりさせる必要があると感じたようです。
というわけで、今回は「新居に求める条件」についてのお話です。
↓前回はこちら
↓第1話はこちら
登場人物
あい(作者):職業、会社員兼母ちゃん。アラフォー。いつもお菓子を食べながら痩せたいと思っている。
とーちゃん:1歳年上の夫。家族の誰よりも早く寝られる。少々鈍感だが、ほぼ優しさでできている。
あおちゃん:4歳。誰に似たのか性格はかなりコメディータッチ。我が家のムードメーカーかつ、母ちゃんの地雷を踏むのが得意。
おにくさん:生後10ヶ月。あおちゃんと3歳差の弟。真っ白、むちむち、二重アゴ、良く言えばシンプルな顔立ち。「おにくさん」と呼ばれるための要素をすべて備えている奇跡の赤ちゃん。
第6話
<次回に続く>
あとがき
「絶対譲れない条件」と言っても、とーちゃんの希望はこの4つ。
・車を並列で4台以上停めたい(1人1台車を所有するのが一般的な地域のため将来のことも考えて)
・外壁は白以外がいい
・夫婦の車にはカーポートをつけたい
家の外側のことばかりで、間取りや内装、もちろん家事動線のことはほぼノータッチ。
そのため夫婦間でもめることはほとんどなく、私の希望通りに間取りは決めさせてもらえました。
とにかく私の希望は「家事がラクになる家」です。
なので、雨の日に車から降りて玄関にたどり着くまでにずぶ濡れな生活、NO!!
冬の結露した窓の拭き掃除、NO!!
帰宅して、トイレ出て、手を洗うまでにドアがいっぱいあってわずらわしい生活、NO!!
石油ストーブやガスファンヒーターがないと暖かくならない家、NO!!
とーちゃんの夜勤中に家で普通に過ごせない家、NO!!
毎日の洗濯動線がややこしい生活、NO!!
家事をラクにして、そのぶん空いた時間でおいしいごはんを作りたい!あおちゃんやおにくさんと遊びたい!
そんな気持ちで考えた「新居での希望」でした。
…ところが、これらの希望をかなえるためには、
・1階にLDK、水回りを持ってくる必要があるので、ある程度の広さ(建築面積)が必要
・気密測定をしてくれるメーカー=家の性能に絶対の自信があるメーカー=高額な傾向
・間取りに細かく希望がある=比較的安価に買える建売住宅、半規格住宅では叶わない
と、どうしても予算オーバーになってしまう傾向に。
だけど諦めたくない!!今の不便さが解消しないなら、家を買う意味が半減する!!
そう思って、とにかく情報収集をする日々でした。
特に苦労したのは「気密測定してくれるメーカー」です。
家の気密性は「C値」という数値で表されるのですが、ほとんどのメーカーが表に出しているC値は“参考値”でした。
私が探していたのは、一軒一軒のC値を測定し、実測値を出しているメーカーです。
でも、一軒一軒測定するということは「基準値がクリアしてることを約束する」ってことなので、メーカーからするととても面倒。
そのため各メーカーは実測値ではなく、参考値を表に出しているのです。
そんな時に出会ったのが、私たちが家を建てることになる「F工務店」でした。
予算内でなんとかしてくれるし、もちろん気密測定もしてくれるとのこと。
とても小さな工務店でしたが、だからこそ融通がきくというメリットもあり、F工務店さんに家を作っていただくことに決めました。
…がしかし、F工務店さんとも、山あり谷ありだったのです(笑)
次回予告
次回は「土地探し」についてご説明します。
お楽しみに!
家づくりで知りたいことを募集中!
マイホーム購入・家づくりについての質問を募集中です。
なんとなく「マイホーム欲しいなあ」と思っている人や、今現在マイホーム購入を検討中の人は、作者のあいさんに質問しちゃいましょう!
どんな質問でもかまいませんよ!
いただいた質問に対して、あいさんが答えてくれるかもしれません。
↑↑ボタンをタップして質問をあいさんに届けよう↑↑
あい
作者