元々、施工主の候補に入っていなかった大手ハウスメーカー「ABCハウス」。
クセの強い担当者Uさんに、作者は何度もモヤっとさせられて…。
住宅展示場でモヤっとさせられた話の完結編です。
前回はこちら↓
登場人物
あい(作者):職業、会社員兼母ちゃん。アラフォー。いつもお菓子を食べながら痩せたいと思っている。
とーちゃん:1歳年上の夫。家族の誰よりも早く寝られる。少々鈍感だが、ほぼ優しさでできている。
あおちゃん:4歳。誰に似たのか性格はかなりコメディータッチ。我が家のムードメーカーかつ、母ちゃんの地雷を踏むのが得意。
おにくさん:生後10ヶ月。あおちゃんと3歳差の弟。真っ白、むちむち、二重アゴ、良く言えばシンプルな顔立ち。「おにくさん」と呼ばれるための要素をすべて備えている奇跡の赤ちゃん。
第5話
Uさんは人の話を無視する傾向があったので、このように「主人はこの後寝るし、今後も昼間寝ていることが多いのでくれぐれも主人に電話しないで」と念入りにお願いしました。
そうして、ようやく当初の目的だったあいうえホームさんへ相談しに行くことができたのです。
ところが、Uさん劇場はこれで終わりではありませんでした。
帰宅後…
<次回に続く>
あとがき
マンガには描きませんでしたが、Uさんは何度「連絡があるなら私に」と伝えてもとーちゃんに電話をかけてくるし、何度「ご連絡はけっこうです」と伝えても3日後には電話してきました。
そうして睡眠中のとーちゃんが電話で起こされること3回、ついに堪忍袋の尾が切れた私は、「ABCハウスさんで建てる気はない」とハッキリ伝え、Uさんとのお付き合いは終了しました。
こんなにもこちらの言っていることが伝わらないと感じたのは久しぶりでしたね…(笑)
とはいえ不快なことばかりでなく、大きな学びもありました。
当時の私は「どこで建てるか」ばかりを考えていて、資料請求や問い合わせに一生懸命でした。
でも実は、家は「誰と建てるか」がすごく大事なんです。
そのことにUさんと接していて気づかされました。
確かに資料請求や問い合わせも大事です。各メーカーのメリットやウリを把握するには最適な方法でしょう。
しかし、家を建てるときに私たちが接するのは「人」です。資料を見ていたら勝手に家が建つわけではないし、自分の手で家を建てるわけでもない。
どんな家にするか決めるには営業マンや設計士と話し合う必要があるし、実際に家を建ててくれるのは大工さんです。
自分たちの家に関わる人がUさんのような人だったら、理想の家を手に入れるのは格段に難しくなるはずです。
でも反対に、本当にこちらの希望に寄り添ってくれて、それを形にしようと頑張ってくれる人なら、理想の家はグンと近づきます。
ですから、これから家を買う人、特に注文住宅を考えている人は、「一世一代の買い物、この人に任せられるか?」ということを考えてみてほしいです。
ちなみに大手ハウスメーカーで建てる場合、
・何千人もいる営業マンにかかる人件費
・全国にある豪華なモデルハウスの建築費、維持費
・有名人を使ったテレビCMなどの広告宣伝費
・「紹介特典」「ご来場記念」などの名目でまだ契約してないのにもらえるカタログギフト等の販促費
・お金がかかっていそうなパンフレット等の製作費
などが建築費に上乗せされるので、同じような家を工務店で建てるのと比べると、どうしても高額になってしまうそうです(あくまでも私調べ)。
でも、今まで建ててきた圧倒的な数、安心感、実績、ネームバリューは大手ハウスメーカーならではの大きな魅力でもあります。
我が家は資金の問題から工務店で建てることになりましたが、資金に余裕があって、良い営業マンに巡り会うことさえできれば、大手ハウスメーカーで建てるのがイチバンかもしれません。
※あくまで作者個人の体験談です。全ての家づくりで当記事の内容が当てはまるわけではありません。
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あい
作者