とある工務店「あいうえホーム(仮)」に家を建ててもらうため、窓口のある住宅展示場に足を踏み入れた作者一家。
時間に余裕があったので、大手ハウスメーカー「ABCハウス(仮)」のモデルハウスを見学することにしたのですが…。
「しょせん大手ハウスメーカーで建てる財力がなかったやつの遠吠えとしてお聞きください」(by 作者)
前回はこちら↓
登場人物
あい(作者):職業、会社員兼母ちゃん。アラフォー。いつもお菓子を食べながら痩せたいと思っている。
とーちゃん:1歳年上の夫。家族の誰よりも早く寝られる。少々鈍感だが、ほぼ優しさでできている。
あおちゃん:4歳。誰に似たのか性格はかなりコメディータッチ。我が家のムードメーカーかつ、母ちゃんの地雷を踏むのが得意。
おにくさん:生後10ヶ月。あおちゃんと3歳差の弟。真っ白、むちむち、二重アゴ、良く言えばシンプルな顔立ち。「おにくさん」と呼ばれるための要素をすべて備えている奇跡の赤ちゃん。
第4話
ABCハウスさんに限らず大手ハウスメーカーのモデルハウスの多くは、非現実的な広さのうえ、やたら豪華なインテリアや高そうな家具が配置されていました。
中に入った瞬間、「わぁ…素敵!!」と思わせることを最優先にした戦法なのかもしれません。
だけど、私たちの住むエリアの平均的な戸建住宅を考えると、まったく参考になりませんでした。
<次回に続く>
あとがき
Uさんは本当に私をモヤモヤさせるプロ(笑)で、一言一言にいちいちモヤってました。
この後に相談しに行く「あいうえホーム」のことを、「使い捨ての家」「デザインばかり追っている工務店」などと平気で言ったり、日本の戸建住宅の8割を占めるであろう木造住宅のことを「地震がきたら壊れる家」と吐き捨てるように言ったり、まぁ〜本当にいちいち他社を悪く言う人でした。
そして極め付け。
「○○万円以内で建てたい」という私たちの希望を華麗に無視して、「あい様の世帯なら○○万円までは借りられる(からもっと予算を上げて大丈夫)」というトークに徹していたこと。
そうじゃなくて!!!
心の中で何度そう叫んだことか…。
例えUさんが言う金額の融資を受けられたとしても、その金額では予算オーバーだと言っているのがなかなか伝わらないんです。
だいたい、借りられる目一杯の金額を借りるなんて怖すぎる…。
おそらく、私たちの予算ではABCハウスさんで30坪の家は建てられない、という意味だったのでしょう。
それならそれでABCハウスさんは対象外になるだけのお話なのですが、Uさんはかなりしつこく、「この後あいうえホームさんとのお話が終わったら、帰りに再度寄っていただき、もっと詳しくご案内させてくれませんか?」とめちゃくちゃ押してくるのでした。
ちなみに、あおちゃんがリビングに飾ってあった黄色い花を「きれい!」と言っていましたが、これ伏線ですよ。
次回に続きます。
※あくまで作者個人の感想です。全ての大手ハウスメーカーに当記事の内容が当てはまるわけではありません。
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あい
作者