パパ1年生のパパ頭さんが、家族と過ごす何気ない日常の中で感じたことを徒然と書いた日記。
第三回は、パパ頭さんがお父様との思い出話をする中で、今の自分を作った「ある思い」に触れたお話です。
ただひたすらに、君の幸せを願っている
一時期、我が家では特定のメーカーのウィンナーがよく食卓にでた。
私は何とはなくそれを食べていたのだが、今更になって思い出したことがある。
あのウィンナー、一番最初に食べた時に、私「美味しい」って言ったんだ。
別に殊更に強調して言ったつもりじゃなかったんだけども、親はそれを聞いていたのだと思う。
私はきっと、親がしてくれたことのほとんどに気付かないまま、今に至っている。
でも、その気付いていないほとんどのことが、今の私を作っているんだ。
2020年7月24日