結婚して1年。子供がほしいと考えるようになったかそあんさんは、自身の月経不順が少し気がかりに。
悩んだ末に不妊治療専門クリニックに通い、排卵障害を乗り越えて妊娠・出産するまでの話をお届けしています。
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第10話
<つづく>
あとがき
4周期目で授からなければ次回から人工授精へのステップアップを提案された私。どんどん可能性の高い方に進んでいきましょう、と言われました。
フーナーテストで、運動精子が完全に届いていないわけではなく、合格ライン数の下だった。直接必要な場所に人工的に送り込んであげた方が確率が上がるという説明を受けました。
夫との子は確かに授かりたい…そのために通ってはいるんだけど、私個人の思いとしては排卵誘発薬を処方してもらいタイミング法で授かれたら…という気持ちがまだありました。
もちろんそれがかなり難しいという状況なら残された手段を選択していきたいとは思っていたのですが。
可能ならなるべく、より自然に近い形を継続したいというのが私たち夫婦の話し合った結果で、4周期目で授からなくても先生にもうしばらく排卵誘発+タイミング法を続けていきたいと伝えようと決めました。
病院の方針もあると思うので、そこであまりに双方の考えがズレてしまうなら、無理せず病院を変えてみても良いし、自分達の気持ちを1番に進めていくことを大切にしました。
これは私たち夫婦の1考えであって、皆さんお一人お一人、不妊の原因や望む形が異なると思うので、これがおすすめの考え方というわけでは決してありません。
ご夫婦で納得して取り組んでいけるのがベストだと思いますので、人工授精やその先に既に進まれている方も素晴らしい選択だと感じます。
次回予告
高温期のリラックス期間を過ごしていると、寒気や腹痛におそわれたかそあんさん。
おそるおそる妊娠検査薬を使ってみると、判定の窓に赤い線が…。
続きは、2021年12月23日(木)に公開します。
お楽しみに!
かそあん
作者