登場人物
ナツキ:36歳。フリーのイラストレーター。
シュウ:3歳。年少さん。おっとり大人しい男の子。
夫:40歳。同業者で先輩。ナツキの仕事を応援している。
リナちゃんママとリナちゃん:シュウと同じクラスの親子。
第3話
あとがき
毎回実は表に出ない設定があるのですが、今回は少し表に出してみます。
ナツキは、シュウが楽しく通えるようにと保活をスタートしました。
しかし実はナツキ自身も幼稚園に居心地の悪さを感じているのですが、それにはまだ自分で気が付いていません。
一方シュウは、ナツキに伝えられていませんが、延長保育の何が一番苦手かというと、年長さんと同じクラスになること。大きくて動きが速いので怖いと感じていますが、うまく言葉に出来ません。
この後、二人がどうなるのか。
たとえば、シュウは年中さんになれば、年長さんを克服して案外延長保育も楽しめるかもしれない。逆に今度は、ナツキが幼稚園ワーママに限界を感じ始めるかもしれない。
そしたら今度は「シュウは楽しんでるのに、私のせいで転園させてもいいのだろうか?」という悩みがうまれるかもしれません。
悩みは尽きません(といっても受からなければ何も始まりませんが…)。
ちなみに私は3歳まで幼稚園で、4歳から保育園でした。全然覚えてないです。笑
でも、やっぱり親となった今では「どうせ覚えてないだろうし」と割り切るのは難しくて、子どもを目の当たりにしているふとした瞬間に、いろんな可能性を想像しては右往左往するんじゃないかなぁ、と思います。
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ニシハラハコ
作者