赤ちゃんが活発に動きはじめるようになると、事故やケガをする可能性が高まります。
そこで今回は、先輩ママが実際に経験した、生後6ヶ月の赤ちゃんの行動でヒヤリとしたり、ハッとしたりした体験、「ヒヤリハット体験談」をいくつかご紹介します。
この時期にどんなことが起きやすいのか事前に知っておくと、赤ちゃんの安全を守るための対策を考えることができます。ぜひ参考にしてみてください。
生後6ヶ月の赤ちゃんができること
成長には個人差がありますが、生後6ヶ月ごろになるとできることがどんどん増えてきます。具体的な成長の目安は以下の通りです。
・お座りができるようになってくる
・手や指が発達して両手でものを持てるようになる
・気になるものを口に入れようとする
・乳歯が生える
こうした成長は嬉しいですが、赤ちゃん自身は何が危ないのかわからず、思いのまま行動します。それによって、ママやパパが予想しないことをいつの間にかしていることも。
以下から、先輩ママの「ヒヤリハット体験」を紹介します。
ヒヤリハット①【お座り編】
一瞬目を離したすきに転倒!
おすわりができるようになったのでソファに座らせていたら、一瞬目を離したすきに子供が転倒!下にラグは敷いていましたが、頭を打ってしまったようで号泣…一瞬でも目を離したらいけないな…と心から反省しました。
顔からゴツン…
ベッドの壁際に座らせて5秒ほど目を離したら、ゴトッと音がして鳴き声が…。油断していました。顔をぶつけて赤くなってしまいました。幸いそのほかの異常はなかったのでよかったのですが、それ以降まだお座りも不安定なので壁際も危険だと認識して気をつけています。
手に持ったものが顔にぶつかった!
先日、お座り中にプラ製のケースをなめていました。私が目を離したすきに倒れた勢いで、ケースが顔にあたってギャン泣き。 これが尖ったものだったらとか思うと、あとから怖くなって震えました。自分の危機認識の甘さに猛省…。
音にビックリして…
お座りができるようになったころ、開きっぱなしの引き出しの前でゆらゆら座っていました。その日は天気が悪く、雷がなった瞬間に赤ちゃんが驚き、倒れてしまって、その開いていた引き出しの角に顔をぶつけそうになりました。幸い当たらなかったからよかったですが、引き出しは開きっぱなしにはせず閉める…というあたりまえのことに気をつけなければ…と反省しました。
ヒヤリハット②【寝返り編】
気づいたらうつ伏せに…
寝返りがどんどん上達してきました。起きている時間はもちろん、ねんねのときにもいつの間にか寝返りするようになって、気づいたらうつ伏せに。安心感があるのかもしれませんが、息してる??と心配になって確認しました。お昼寝中も定期的にチェックします。
寝返りを繰り返し家電にごっつん!
自由に寝返りができるようになったなぁと成長を喜んでいた生後6ヶ月ごろ。マットで遊んでいると、電話がかかってきて対応中に鳴き声が…。くるくると寝返りを繰り返していた赤ちゃんの頭に、掃除で場所を移動していた空気清浄機がぶつかって泣いていました。空気清浄機が重く倒れることはありませんでしたが、目を離したことを反省し、赤ちゃんから離れるときは囲いのある安全な場所に移すようにしています。
ぐるぐる巻きに…
お昼寝明け、一緒に遊んだあとご飯の準備をするため少し離れたキッチンへ。その日は肌寒くブランケットをかました。赤ちゃんはベビーサークルに入っているので安心なのですが、しばらくするとうーんうーんと唸るような声が聞こえてきて…。どう寝返りをしたのか、かけていたブランケットでぐるぐる巻き状態になっていました。ブランケットも危険になることもあるんだと、なるべく目を離さないよう気をつけています。
ヒヤリハット③【手の発達編】
ティッシュを…
おむつ替えのあと、汚れたおむつを捨てるために赤ちゃんから離れたすきに事件発生。近くに置いたままにしていたティッシュを出してモグモグいているではありませんか!食べちゃったのかも?!と一目散にに口の中を確認しました。運よく食べてはなかったのですが、目を離してはいけない&出したものはすぐに片付けることが大切だと猛省しました。
趣味の道具をいつのまにか…
ハンドメイドが趣味で、赤ちゃんのものを手作りしています。離乳食の準備中はプレイマットに寝かせますが、おとなしく遊んでるなぁ〜と思った瞬間目に飛び込んでいたのが、長い棒らしきものを持っている我が子。持っていたのはチャコペンでした。作業台から落としたことに気づいておらず反省。目に刺さったり、口の中に入れたりしていたかも…と想像するとゾッとしました。今ではより一層道具の管理に気をつけています。
体験談を参考にヒヤリハットを防ごう!
生後6ヶ月赤ちゃんの「ヒヤリハット体験」、いかがでしたか?いずれも「一瞬目を離したすきに…」が共通のワードでした。
24時間赤ちゃんをずっと見守り続けることは難しいかもしれませんが、予防対策を考えるきっかけに、今回紹介した体験談を参考にしてみてくださいね。