このコーナーでは、編集部がピックアップした様々な作者さんによるマンガをご紹介します。
イラストレーターであるアベナオミさんは、東日本大震災でのお子さんとの被災生活の経験をきっかけに、全国のパパママに防災の大切さを広める活動をされています。
東日本大震災から9年。アベさんがご自身の体験をもとに作成された「3.11の時あってよかったもの」を全4回に渡ってご紹介します。第3回目は、身の回りの道具についてです。
↓前回まではこちら
散らかってしまった家の片づけに
明かりは安心材料
停電時は驚くほど真っ暗になります。
作業時の明かりや、防犯対策としても役に立つので色んな明かりがあると安心です。
ソーラーライトは電池いらずで便利ですね。
普段から使っているものも役に立つ
小さい子どもとの移動は、抱っこをしたり手をつないだりするので、手をふさがずに行動できるリュックは必須アイテムです。
日頃からママバックをリュックにしておくと、外出先で被災した際も安全に避難することができると思います。
震災後しばらくの間は、スーパーでレジ袋がもらえない状況が続いたので、エコバックは買い物の際に重宝しました。
貴重な水を確保するために
たらい、洗面器、ベビーバスなどの水を貯められるものが多くあると安心です。
飲料水に関しては、チャック付きポリ袋に水道水を入れて備蓄をすることもできます。
フリーザパックであれば、冷凍室で凍らせて置くと万一停電した際の冷蔵庫の保冷材にもなります。
溶けたら調理用に使ったり、生活用水として使えますね。
アベナオミさんの著書
『被災ママに学ぶちいさな防災のアイディア40』(学研プラス)
アベナオミ
作者
イラストレーター、2男1女のママ、長男が1歳7か月の時に東日本大震災を経験。防災士の資格を生かし、Twitter(@abe_naomi_)、Instagram(@abenaomi)、blog、書籍を通じて、全国のパパママに防災の大切さを広める活動をしています。
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作者