「バウンサー」は出産準備グッズとしても紹介されていますが、「バウンサーがどんなときに役立つのかわからない。うちにあったとして、本当に役に立つかな?」と、購入するか悩むケースも多いようです。
そこで今回は、実際にバウンサーを使っている先輩ママの声からわかった、バウンサーに役に立つのはどんな家庭なのか、バウンサーの選び方のコツについてご紹介します。
バウンサーとは?
「バウンサー」はベビーチェアの一種で、赤ちゃんの動きに合わせて自然に揺れることが大きな特徴です。
家事をするときにママの近くでゆらゆらと揺れながら楽しく待つことができたり、日中にママの近くでお昼寝ができたりと、赤ちゃんの居場所として活躍するのがバウンサーです。
また、赤ちゃんと2人で過ごしていると、トイレに行く間など、どうしても赤ちゃんから目を離さなくてはいけないタイミングがあります。
そんなときにもバウンサーは大活躍。バウンサーに乗せてベルトを締めれば、赤ちゃんをご機嫌に、そして安全に待機させられます。
8割のママがバウンサーを買って満足!
ninaru babyでは実際にバウンサーを使っているママにアンケート(※)を実施し、「バウンサーを買ってよかったですか?」という質問をしました。
せっかく購入したものの、赤ちゃんが嫌がって使えず終いになってしまうベビーグッズも多い中で、8割のママが満足しているというのは、かなり高評価と言えそうです。
具体的に、以下のような点で満足しているママが多く見られました。
日中にとくに活躍しました!
わが家では、新生児期から使っています。朝起きたらバウンサーに寝かせ、夜は布団という風に使い分けました。こうすることで、昼夜のメリハリがついたように思います。
てくママ
安全に待たせられます
私がトイレに行くときや家事をする間、バウンサーに座らせて待機させました。バウンサーの揺れが楽しいのか、ご機嫌で待っていれくれました。
morningママ
吐き戻しの防止に使いました
月齢が低いうちは吐き戻しが多かったので、授乳後しばらくは、バウンサーに乗せて上体を起こすようにしていました。
さんママ
次の章では、バウンサーが役に立つのはどんな家庭なのか、先輩ママのコメントをご紹介します。
バウンサーが最適なのはどんなママ?
実際にバウンサーを購入してよかったと感じているママの声から、バウンサーの使用に適しているのはどんな家庭(生活リズム・環境など)なのかを検証しました。
新生児期から使いたい
首すわり前でも安心して使えます
安定感があるので、首がすわる前でも安心して寝かせることができました。吐き戻しの防止にも活躍しますよ。(ちっちママ)
商品によって多少の差はありますが、バウンサーは新生児期から使えるものが主流です。
新生児期は抱っこで過ごすことも多いですが、そんなときのサポート役として、バウンサーは役立ちます。
赤ちゃんと2人で過ごす時間が長い
ワンオペ時に助かります
子供と2人きりで過ごす時間が長いので、バウンサーがあって助かっています。家事でどうしても手が離せないときはバウンサーに座らせ、声かけをしながら見守っています。(ムーンママ)
バウンサーに乗せてベルトをしておけば、赤ちゃんが自由に動き回って危険な目に遭うことを防げます。ただし、目を放しっぱなしにするのは避けてくださいね。
赤ちゃんを1人でお風呂に入れる日が多い
2歳までお風呂上がりに使いました
お風呂に入る前に脱衣所にバウンサーを運び、バスタオルを広げておきます。お風呂から上がったら、まずは子供をバウンサーに寝かせて体を拭き、そのままバスタオルにくるませておきます。
こうすると、子供に寒い思いをさせることなく、自分の体を拭く時間ができますよ。(ちーママ)
ママが自分の体や髪や体を洗うときは先に赤ちゃんをお風呂から上がらせ、脱衣所に置いたバウンサーに乗せて待たせている人も多いようです。
バスタオルをバウンサーに敷いて乗せる人も多いようですが、どうしてもシートが濡れてしまうことも。このような使い方をするなら、乾きやすいメッシュ製のバウンサーを選ぶのがおすすめです。
リビングでお昼寝させたい
お昼寝に役立ちます!
わが家では、新生児期からバウンサーを使っています。日中にねんねしたとき、お布団を敷くスペースもなかったし、床に寝かせるのも嫌だったのでバウンサーが大活躍しました。(マロンママ)
赤ちゃんがねんねするたびに寝室に連れて行くのは、ちょっと手間ですよね。また、目が届きにくいところで寝かせるのは心配が多いもの。
ママの目が届くところにバウンサーを置き、そこでお昼寝させているママも多く見られました。
コストを安く抑えたい
価格はしっかり検討しました
ハイローチェアも検討したのですが、価格が高かったのでバウンサーを購入しました。リクライニングつきのバウンサーを選んだので、離乳食を食べさせるときも使いたいと思っています。(かたせママ)
口コミを頼りにベビーグッズを購入しても、赤ちゃんが嫌がって使えなかったという声もよく聞かれます。
そのため、より高価なハイローチェアより、お手頃価格のバウンサーを選んだという人も見られました。
場所を取りたくない
折りたたみはマスト条件でした
アパートに住んでいるため、部屋も収納にも限りがあります。なので、コンパクトに折りたためるバウンサーを選びました。(ぐり子ママ)
赤ちゃんが生まれると育児グッズなどでスペースが取られがちに。そのため、コンパクトに折りたためる商品が多いという点もバウンサーの人気を後押ししていました。
自宅以外でも使いたい
実家に持っていく前提で買いました
ひんぱんに実家に帰省していたので、持ち運びに便利なバウンサーを購入しました。重さと、折りたたむとどれくらいコンパクトになるかも確認しました。(きんぎょママ)
ママやパパの実家に帰省するとき、バウンサーを持っていくという意見も多く聞かれました。自宅以外でも使う場合は、折りたためるかどうかを確認して購入するといいですよ。
失敗しないバウンサーの選び方とは?
実際にバウンサーを使用しているママに「バウンサー選びのコツ」を聞いたところ、買うときに重視したほうがよい点は、以下の6つとなりました。
順位 | 選び方のコツ |
1 | シートが洗えるか |
2 | リクライニングできるか |
3 | 折りたためるか |
4 | 素材の通気性がよいか |
5 | コスパがよいか |
6 | 持ち運べる重さか |
シートが洗えるか
赤ちゃんは体温が高く汗っかきなので、バウンサーに乗せている間に背中にビッショリ汗をかくことも珍しくありません。
また、吐き戻しや離乳食などの食べこぼしで汚れることもあるので、シートを取り外して洗えるバウンサーがおすすめです。
リクライニングできるか
リクライニングができる商品であっても、角度はそれぞれ異なります。首がすわる前の赤ちゃんをねんねさせるには、なるべくフラットになるものだと安心です。
しっかり上体を起こせるものだと、離乳食を食べさせるときや、一人遊びをするときにも使えます。
折りたためるか
コンパクトに折りたためるバウンサーを選ぶと、収納や持ち運びに困りません。赤ちゃんが生まれるとものがどんどん増えるので、場所を取らないのはありがたいですね。
こまめに折りたたんでも手間に感じないように、折りたたみのしやすさも確認するといいですよ。
素材の通気性がよいか
赤ちゃんは体温が高く汗をかきやすいので、ねんねしている間に背中を中心にビッショリと汗をかくことも。
特に、バウンサーを初夏から秋にかけて使う予定であれば、通気性のよいメッシュ素材をシートに使用したバウンサーを選ぶのがおすすめです。
コスパがよいか
バウンサーを購入したものの、赤ちゃんが嫌がってしまいあまり使えなかったというケースも少なくありません。
なかには、「お友達の家で試しに使わせてもらい、赤ちゃんの反応を確認してから購入した」という人もいました。
リクライニング機能つきで、シートが洗えるのにお手頃価格で購入できるバウンサーもあるので、コスパを重視したい人にはおすすめですよ。
持ち運べる重さか
見落としやすいけれど、じつは重要なのが重さです。
バウンサーはママの目の届く場所に移動して使うことが多いため、持ち運びしやすい重さだとママの負担が少なくて済みます。購入する際は、重さもチェックしてくださいね。
バウンサーのおすすめランキングは?
ここまで、バウンサーはどのような家庭に向いているのか、選ぶときはどんな点を重視すればよいのかご紹介してきました。
バウンサーの購入意欲が高まると、実際にどのような商品が人気なのか気になりますよね。
下記の記事では、先輩ママ200人に聞いたおすすめのバウンサーを紹介しています。実際に使っているママだから知っている商品の良い点・イマイチな点にも触れています。併せてチェックしてくださいね。
家庭に最適なバウンサーを購入しよう
一口にベビーチェアと言ってもいろいろな種類があるので、どれが使いやすいのか迷ってしまう人もいますよね。
今回はバウンサーについてご紹介しましたが、ハイローチェアのほうが使いやすい家庭もあると思います。
いつから、どのように使いたいのかによってどのベビーチェアがよいのかも異なるし、バウンサーにもいろいろなタイプがあります。
バウンサーの購入を検討している人は、ぜひ、先輩ママのアドバイスやおすすめランキングを参考にしてくださいね。