ベビーカー選びをしているときに「エアバギー」というブランドを耳にすることは多いかもしれませんね。実際に街中で見たことがあり、おしゃれで押しやすそうというイメージを持っているママも多いのではないでしょうか。
今回は、エアバギーを購入したママたちに、エアバギーを選んだ理由や使い心地を徹底調査!魅力を感じたところ・使ってみて気になったポイントなども聞いてみました!
エアバギーとは?
画像提供:hassinoouchiさん
エアバギーは、株式会社GMPインターナショナルが販売する日本発のオリジナルベビーカーブランドです。
「日本のライフスタイルに合わせた3輪ベビーカーを提供したい」という想いから、日本向けに開発されたのが、エアバギー。
「ベビーカーもひとつのクルマ」であると考え、軽量であることよりも赤ちゃんの乗り心地・走りやすさ・安全性にこだわって作られています。
対象年齢は、基本は生後3ヶ月からですが、「フロムバース」と記載のあるタイプは生後0ヶ月から使用することができますよ。
エアバギーの注目すべき4つの特徴!
その使いやすいさや見た目のデザインから、多くのママに選ばれているエアバギー。特に注目したいのが下記の4つの特徴です。
1. おしゃれなデザイン
「いい意味でベビーカーらしさのないスタイリッシュなデザイン」と、デザインを気に入ってエアバギーを購入するママは多いようです。
シックな色に加え、落ち着いた淡い色味のサンドカラーなど、エアバギーならではの色も見逃せません。
2. 押したときに軽く、走行性&安定感◎
大きなタイヤ・三角構造(三輪)・頑丈なフレームによって、スムーズかつ快適に操作することを実現。
さらに、重心を低く設計しているので、押したときの安定感も抜群です。
3. 手元で操作できるハンドブレーキ
エアバギーはハンドブレーキを搭載。坂道を下るときなど、手元で速度をコントロールしながら安全に走行することができます。
4. 振動を吸収しやすいエアチューブタイヤ
空気圧によるクッション作用で衝撃を緩和する「エアチューブタイヤ」を採用。
公園・芝生の上・石畳・ビーチ・砂利道などの未舗装の道でも、赤ちゃんに振動を与えにくいのがポイントです。
エアバギーの主要モデルをチェック!
エアバギーには、1人乗りと2人乗り用のベビーカーと、ベビーカーと共に走ることを基本にしたランニング専用ベビーカーがあります。
ここでは、主要モデルである1人乗り用の「エアバギー ココ ブレーキ EX」と「エアバギー ココ プレミア」について、機能面の違いをそれぞれご紹介します。
エアバギー ココ ブレーキ EX
出典: www.airbuggy.com
エアバギーの定番モデル。このラウンド型のサンキャノピーのイメージがあるかもしれませんね。
UVカット率99%以上のラウンド型のサンキャノピーには、赤ちゃんの視界を遮らないために、前方にメッシュ窓がついているのが特徴です。
※メーカー価格:69,000円(税抜)
- サイズ
- 幅53.5×全長96×高さ104.5cm(起立時)
幅53.5×奥行40×高さ82cm(折畳時)
- 重量
- 9.5kg
- 耐荷重
- 20kgまで(シート15kg+荷物5kg)
エアバギー ココ プレミア
出典: www.airbuggy.com
エアバギーの最高級モデル。サンキャノピーの四角いフォルムが特徴です。
「エアバギー ココ ブレーキ EX」よりも多少重量はありますが、その理由は以下のような充実した機能が揃っているから。
● 赤ちゃんの足元まで覆う大きなサンキャノピー
● 段差やガタガタ道に強いオフロードタイヤ
● 折りたたんだときに自立するスタンドロック
特に、大きめのサンキャノピーは、熱や紫外線をカットするので夏場に便利。スタンドロックも意外と見逃しがちですが、折りたたんだ状態でちょっと手を離したいときなどは重宝しますよ。
※メーカー価格:75,000円(税抜)
- サイズ
- 幅53.5×全長96×高さ105.5cm(起立時)
幅53.5×奥行40×高さ82cm(折畳時)
- 重量
- 10.3kg
- 耐荷重
- 20kgまで(シート15kg+荷物5kg)
《先輩ママ教えて!》
エアバギーを使ったリアル体験談
ここでは、「エアバギー ココ ブレーキ」と「エアバギー ココ プレミアム」を実際に使ているママに聞いた、購入の決め手や実際に使っているからこそわかるリアルな感想をご紹介します!
エアバギー ココ ブレーキ EXの体験談
yunnn_nnn_さんの場合
・ココ ブレーキ EX フロムバース アースサンド
【生活スタイル】
・徒歩で近所のお出かけが中心
・車で遠出する際にもエアバギーを使用
【ママの身長】
・161cm
ー「エアバギー ココ ブレーキ EX フロムバース」を購入した決め手は?
決め手は、サンドカラーのかわいいビジュアルと押しやすさ、赤ちゃんの乗り心地です!ハンドブレーキもしっかり効くので安心して使えるのもポイントです。
また、「ココ ブレーキ EX フロムバース」なら新生児から使用できるという点も決め手です。座面がフルフラットになるので、子供がベビーカーで寝てしまったときは、今でもフラットにして寝かせています。
ー「エアバギー ココ ブレーキ EX フロムバース」の気に入っているところは?
タイヤがしっかりしているので、力をあまり入れなくても押せるところです。小回りが効くし、押していて車体がブレないので、とっても快適にお散歩できます。
砂利道の駐車場や公園でもスイスイ進めるのもとても魅力的です。どこへでも行けます!
ー「エアバギー ココ ブレーキ EX フロムバース」でイマイチな点を挙げるとしたら?
すぐに畳めないところです…。混雑している電車に乗らないといけないときなど、周りに申し訳なく思ってしまいます。
また、ベビーカーは玄関に置いているのですが、畳み方がアナログで少し面倒くさいこともあり、つい出しっぱなしにしてしまいます…笑
hassinoouchiさんの場合
画像提供:hassinoouchiさん
・ココ ブレーキ EX ミックスツイード
【生活スタイル】
・車に乗ってのお出かけが中心
・都内へのお出かけにもエアバギーを使用
ー「ココ ブレーキ EX ミックスツイード」を購入した決め手は?
デザインと走行性が決め手でした!
あとは、チャイルドシートをトラベルシステムにしたかったので、ドッキングができてブレーキが効くものを探していました。
ー「ココ ブレーキ EX ミックスツイード」の気に入っているところは?
購入の決め手でもある、デザインと走行性です。特に狭い電車の中やエレベーターの中でもくるっと小回りが利くところは、本当に気に入っています!
また、折りたたむと意外とコンパクトに。うちの車は内装が広い「ポルテ」なので、エアバギーを乗せても大きさはあまり気になりません。
ただ、折りたたんでも高さがあるので、車種によっては邪魔になるかもしれません。
ー チャイルドシートドッキングでの使い心地は?
チャイルドシートのドッキングでの使用は楽でした!ただ、昨年の猛暑の際はマキシコシが予想以上に暑そうだったので、早々に切り上げて通常のエアバギーとして使用し始めました。
チャイルドシートの仕様によりますが、夏場はドッキングして使うのは不向きなこともありそうです。
ー「ココ ブレーキ EX ミックスツイード」のイマイチな点を挙げるとしたら?
個人的な感想ですが、ベビー用品として使いにくいと感じる点がありました。特に気になったのは次のようなポイントです。
● 折りたたみ方がアナログ
● 子供を乗せにくい位置にフロントバーがある
● ワンタッチでフロントバーを取り外せない
● 自立スタンドのロックが緩く倒れてくることも
● サンキャノピーが浅いのか、子供に日が当たる
エアバギーを購入するときに、
「ココ プレミア」についている自立スタンドロックやサンキャノピーの深さがこんなに大切だとは思っていませんでした…。
購入前に「ココ ブレーキ EX」と「ココ プレミア」との違いをもっと詳しく聞いておけばよかったなと思いました。
エアバギー ココ プレミアの体験談
konykoniさんの場合
・ココ プレミア メランジデニム
【生活スタイル】
・徒歩、車が中心(たまに電車)
・散歩、近所のお出かけの際にエアバギーを使用
ー「エアバギー ココ プレミア メランジデニム」を購入した決め手は?
夫の転勤で引っ越しをしたのですが、石畳が多く凸凹した道が多いので、段差に強く走行性の良いベビーカーが必要に。そのため、以前から欲しかったエアバギーを購入しました。
以前は都内在住で電車やバスの利用が多かったので、転勤するまではコンパクトなベビーカーを使用していました。
ー「ココ ブレーキ」ではなく「ココ プレミア」を購入した理由は?
走行性を重視していたので、オフロードタイヤを採用している「ココ プレミア」を選びました。
「ココ ブレーキ」はサンキャノピーの形が丸くて可愛いらしい印象だったのですが、夫と兼用するのでスタイリッシュなデザインがよく「ココ プレミア」に。
ー「エアバギー ココ プレミア メランジデニム」の気に入っているところは?
以前のベビーカーはB型のバギーで、日差しが強いと息子が眩しそうにしていました。エアバギーはSPF50+の大きなサンキャノピーがついているので、日差しをカットできるのが気に入っています。
あとは、なんといってもデザイン性と走行性が最高です。エアバギーのベビーカーグッズも可愛くて、私はイーバギーホルダー、イーオーガナイザー、イーバギーハンドルを購入しました。
ー「エアバギー ココ プレミア メランジデニム」のイマイチな点を挙げるとしたら?
大きさと重さです。
走行性を重視すれば仕方のないことですが、持ち上げるのが一苦労なので、エレベータの無い場所で使用するのは大変です…。
mm_0319さんの場合
・ココ プレミア フロムバース アースブルー
【生活スタイル】
・徒歩、電車が中心
・お散歩、保育園の送迎、お出かけなどいつでもエアバギーを使用
ー「ココ プレミア フロムバース アースブルー」を購入した決め手は?
デザインとカラーがベビーカーの中で一番好みでした。重さと大きさがネックではありましたが、「持ち上げて軽い」ではなく「押して軽い」を優先しました。
「外でベビーカーを畳んで持ち上げるという機会は実は少ない」「電車でベビーカーを邪魔に思う人は、どんなサイズでもそう思う」というネットの意見を読み、気にならなくなりました。
ー「ココ ブレーキ」ではなく「ココ プレミア」を購入した理由は?
畳んだときに自立するという点で、「ココ プレミア」を選びました。
ー「エアバギー ココ プレミア フロムバース アースブルー」の気に入っているところは?
操作性と走行性が良く、砂利道や段差など、他のベビーカーがつまずきやすいところもほとんど引っかかりません。
また、シンプルなデザインなのに、他の人と被りにくいところも好きです。
ー「エアバギー ココ プレミア フロムバース アースブルー」のイマイチな点を挙げるとしたら?
知ってはいたのですが、座面が低いので夏は子供が暑そうです…。
先輩ママ&編集から見た
エアバギーの良いところ・イマイチなところ
先輩ママのリアルな感想から、編集部がエアバギーの「良いところ」「イマイチと感じるところ」をまとめてみました。
タイプ別に良いと感じるポイントは変わりますが、エアバギー全体で言えるのは以下のような点です。
● 子供っぽさを感じさせない、落ち着いたカラーとおしゃれなデザイン
● 未舗装の道でも揺れが少なく、軽く押せる走行性の良さ
● 重心が低く安定感があり、走行中に車体がぶれにくい
● 狭い場所でも小回りが利く操作性の良さ
● 両手を使って折りたたむのが手間
● フロントバーが取り外しにくい
● バスに乗ったり階段を登ったりする際、重たくて持ち上げるのが大変
● 座面が低めで夏は地面からの熱を子供が感じやすい
ちなみに、エアバギーの走行性と操作性を支えている「エアチューブタイヤ」は、自転車と同じように使っているうちに空気が抜けたり、あるいはパンクしたりすることもあるようです。
そのため、「エアチューブのメンテナンスが手間」と感じる人もいるかもしれませんが、空気を入れるのは多くても月1回程度。自転車のタイヤと同じと考えればそこまで気にする必要はないかもしれませんね。
エアバギーはオーダーメイドも人気!
出典: www.airbuggy.com
おしゃれなデザインが人気のエアバギーですが、エアバギー公式サイトと直営店では、自分の好きな色の組み合わせでオーダーメイドすることもできます。
オーダーメイド限定色もあるので、「他の人と被りたくない」「自分の好きなデザインにしたい」というママは、ぜひチェックしてみてくださいね。
エアバギーはおしゃれで走行性抜群!
エアバギーは、畳んで持ち歩く機会が多い人には不向きな面もありますが、重さに反して軽々と操作できる点や赤ちゃんに振動を与えにくい安定感がピカイチ。荷物もたくさんはいるので、買い物や街歩きでは、ママも赤ちゃんも快適に過ごすことができますよ。
自分の生活スタイルや重視したいポイントをチェックして、エアバギーの購入を検討してくださいね。