登場人物
あんこちゃん：天然パーマがチャームポイントの女の子なのよ。2019年2月末生まれなのよ。
キナコさん：あんこちゃんのマンマ。出産を機に、マイペースでヒュッゲな暮らしを模索中。趣味は工作。
マメオさん：あんこちゃんのパッパ。あんこちゃんを溺愛する心配性のゲーマー。
第9話
「ペルー全土（もしかしたらラテンアメリカ全土）に授乳室が無いかも…」と聞いた時、「授乳の時、大変だ！どうするんだろう…」と思ってしまったのですが、
ペルー在住のコリちゃんママは、“どこでも授乳することが普通”なので、むしろすごく気楽とのことでした。
泣いている赤ちゃんを連れて授乳室を探して右往左往したり、『だれでもトイレ』でしょうがなく授乳したり…
そんな日本のママたちの悩みはペルーには存在しないようです。確かに、羨ましいかも！
それに、世界遺産の街、クスコの青い空の下で授乳したら、なんだか幸せな気持ちになりそうな気もします。
そんなペルーでは、卒乳のタイミングも日本に比べると、ずっと緩やか。
2歳まで授乳を続けるよう病院で指導があるそうで、子供がママの服を自分でめくっておっぱいを飲んでいる姿も目にするのだとか！
授乳室が見つからなくてイライラしたり、早めの卒乳をあおるネット記事を読んで不安になったり…、そんな私の経験とは真逆のペルーのおっぱい事情。
赤ちゃんの気持ちに寄り添っていて、とても自然な育て方だと感じました。
とっても子育てしやすそうなイメージのペルーですが、意外なことに男性の家事育児参加はまだまだごく一部とのこと。
子育てに興味や参加する気持ちはあっても、どうしたらいいかわからないパパも多いようで、コリちゃんママもペルー出身の旦那さんと一緒に子育てに奮闘中だそうです。
男性の育児参加を促すポスターを省庁が掲示したりもしているそうなので、これからの世代はだんだんと育児に参加するパパが増えていきそうですね。
次回は2020年5月6日（水）配信予定です！
新里 碧
作者
取材漫画家/イラストレーター/アーティスト。Instagramではあんこちゃんのゆるゆる漫画を日々更新中です。（@babyancochan）
マッチングアプリで結婚した体験を描いた書籍『アプリ婚』も、小学館より好評発売中！そのほか、ふだんのお仕事については、ホームページでご覧いただけます。
2020年4月6日
