あんこちゃんと世界の育児なのよ

【最終話】バリ島の育児3 |あんこちゃんと世界の育児なのよ#12

登場人物

あんこちゃんと世界の育児なのよ 登場人物

あんこちゃん:天然パーマがチャームポイントの女の子なのよ。2019年2月末生まれなのよ。

キナコさん:あんこちゃんのマンマ。出産を機に、マイペースでヒュッゲな暮らしを模索中。趣味は工作。

マメオさん:あんこちゃんのパッパ。あんこちゃんを溺愛する心配性のゲーマー。

第12話

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バリ島ママに取材をしていたなかで盛り上がったのが、日本のベビーシッターさんや託児サービスのお話でした。

新型コロナウイルスの流行で保育園が休みになってしまい、夫と交代で育児と仕事をしていた共働きのわが家ですが、悩みに悩んで最終的にベビーシッターさんをお願いすることにしました。

料金が高いというのもひとつのハードルなのですが、“シッターさんを呼ぶ”ということ自体がまだ特別なことのように思えて、心理的なハードルがありました。

バリ島でのお話を聞いていると、その辺のハードルはかなり低く、ベビーシッターさんも託児所も、日本に比べるとずっと身近で気軽な存在のようです。

ちなみに、バリ島ママがお願いしているシッターさんは、一緒にお仕事をしていた現地の職人さんの奥さんだそうです。信頼できる人からの紹介だと安心ですね。

もちろん、日本に比べて不便なこと(薬が輸入なので日本に比べると高い、赤ちゃん用のおやつがなかなか売っていない、粉ミルクにバニラ味などの合成甘味料が入っている…など)もあるそうですが、不便なことには慣れていくもので、日本よりもバリ島の方が子育てしやすいと感じるとのことでした。

新型コロナウイルスの流行で、日本でもわが家のようにベビーシッターさんを初めて活用したご家庭も多いと思います。これを期に、育児をママ一人、ママ・パパ二人で抱え込まず、子育てをシェアすることがもっと当たり前になり、より育児をしやすいムードが広がると良いなと思いました。


さて、『あんこちゃんと世界の育児なのよ!』は今回で最終回です

私自身が「世界中、いろいろな国の育児の話を聞いて、もっとおおらかかつポジティブな気持ちで育児に取り組めるようになりたい!」と思ったことをきっかけに始めたこの連載。

スイスから始まり、かなりのスローペースでしたが様々なお話を聞き、4カ国12話をご紹介することが出来ました。お楽しみいただけましたでしょうか?

コロナの収束が見えず、不安な日々が続きますが、各国のママも試行錯誤しながら新しい生活をパワフルに送っているようです。私たちも、できるだけポジティブに育児と向き合っていきましょうね。仲間は世界中にたくさんいます!

それでは、近いうちにまたどこかでお会いできることを楽しみにしています!

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新里 碧

新里 碧

作者

取材漫画家/イラストレーター/アーティスト。Instagramではあんこちゃんのゆるゆる漫画を日々更新中です。(@babyancochan) マッチングアプリで結婚した体験を描いた書籍『アプリ婚』も、小学館より好評発売中!そのほか、ふだんのお仕事については、ホームページでご覧いただけます。