まみさんの次女、めーちゃんを出産したときのお話。第5回です
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必死の祈りもむなしく「流産」を宣告されてしまうまみさん。
失意のまま診察室を出ると…。
登場人物
まみ:自分に甘いズボラ主婦。見切り発車してよく失敗している。
夫:海よりも広い心で妻と子のワガママに付き合う仏のような人。
むっちゃん(長女):年少さん。歌とダンスと粘土が大好き。甘えん坊で泣き虫でビビり。
めーちゃん(次女):1歳児。怖いもの知らずのやんちゃ娘。姉とは違いふわふわ天パ。
娘は一度「流産」と言われた子【5】
当たり前ですが、産婦人科って妊娠している方だけがいるわけではなく、それぞれ様々な事情を抱えているとは思います。
ですが、こういう時って自分以外はみんな幸せそうに見えて、不幸なのは自分だけって思ってしまうんですよね。
エコー写真見てる方が羨ましい、お腹が大きい方が羨ましい、子供を連れている方が羨ましい…。
こんな空間で自分だけ涙を見せるのは嫌だ。と、意地を張ったことを覚えています。
帰り道でも、娘を不安にさせたくない気持ちもあって泣かずに我慢していたのですが、実母の声を聞いて張り詰めていたものが決壊しました。
また、娘の存在がこれ以上ないくらいの支えになりました。
【次回】
「だあじょぶ?」
失意のどん底にいたまみさんを救ったのは…。
2020年8月27日(木)更新予定です。お楽しみに。
※このお話は、まみさん個人の体験談に基づくものです。
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まみ
作者