「友達がいるのに寂しい…」「どこにも居場所がない…」「オンラインが苦手…」「ちょっとのことで落ち込む…」
不安な気持ちがちょっとラクになる「考え方」のヒントが詰まった大人気エッセイの続編、「続 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」をご紹介します。
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人生が順調そうな人を見て焦ってしまう
周りが順調な時こそ、自分も頑張れるチャンス
身近な人達が順調な人生を歩んでいると、つい自分と比べてしまって、漠然と不安になったり、うらやましく感じたり、気持ちが焦ってしまうこともあると思います。
でも、身近な人が順調って、実はとてもラッキーなことなんです。
だって、いざ頑張ろうと前に進みたい時に、もし、身近な人達が不安定な人生を歩んでいたら、思うように身動きが取れません。親しい人をドライに見捨てられる人はそうそういないと思います。
だから、相手を助けることに精一杯で、自分のことが後回しになることもあるし、時にはトラブルに巻き込まれて、悪い方へと引っ張られてしまうこともあります。
そう思うと、身近な人達がうまくいっているって本当に運がいいし、周りに遠慮したり、心配することなく、自分のために思いっきり自由に動ける時なんです。
周りが順調な時は、焦るより、「やりたいことをやるなら、今がチャンスだな」くらいに考えて、自分のことを頑張るのがいいと思います。
人の機嫌が悪いのは自分のせいだと思ってしまう
他人の人生にとって、自分はただの脇役
誰かが怒っていると自分のせいだと思ってしまう。これって自信がないようで、実は結構、自信過剰なのかもしれません。
親しい友達や身近な人が怒っていて、心当たりがあるなら別ですが、特に親しくもない人に対してもそう思うなら、こう考えてみてください。
他人の人生の主人公は他人で、その人にとって、自分はただの脇役です。
身の回りで起こることに対して、常に自分に原因が…?…と思うのは、言い方を変えれば、「自分が見ている世界は、すべて自分を中心に動いている」というくらい、ありえないことです。
稀に全然知らない他人のトラブルに巻き込まれることもありますが、それは事故と同じで、そうポンポンと起こるものじゃありません。
自分が脇役のような人間という意味ではなく、有名な人だって、興味がない人から見れば「名前を聞いたことがある」くらいのものです。
心当たりがない問題まで気にすることはありません。脇役は脇役らしく、通り過ぎましょう。
※この連載は『続 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』(サンクチュアリ出版)からの転載です。
次回予告
自分よりも相手を優先して疲れてしまうときは…?
次回は2021年7月4日(日)公開予定です。
お楽しみに!
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続 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。
人間関係、仕事、将来、SNS、コロナ…
先が読めない今の時代、不安な気持ちがちょっとラクになる「考え方」のヒントが詰まったエッセイです。
第1巻も合わせて、ぜひお手にとってみてくださいね。
多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。