乳児用の粉ミルクには、たくさんの種類があります。そこで今回は、粉ミルクの人気ランキングをご紹介します。商品の特徴や口コミをもとに、粉ミルク選びの参考にしてみてくださいね。
粉ミルク人気ランキング
7位:和光堂 ボンラクトアイ
「粉ミルクが嫌い・粉ミルクが合わない」という赤ちゃんのために作られた、ベビー用の顆粒タイプの豆乳です。牛乳成分は使わず、大豆たんぱく質で作っているのが特徴。粉ミルクや牛乳の代わりに飲ませてあげることができますよ。あらかじめ、医師に相談してから使用するようにしましょう。
購入者レビュー
- ミルクアレルゲン除去したミルクと比べてもこちらのほうがおいしいようで、ちゃんと飲んでくれます。
- ミルクを飲まなく、すぐ吐くなど困っていましたが、これに替えてから飲むようになりました。
6位:グリコ アイクレオのバランスミルク
成分ひとつひとつを母乳に近づけることをはじめ、原料にもこだわっているのが、アイクレオです。母乳に似たほんのり甘い味やおいしい香り、初乳に含まれるβ-カロテンを含むことで色も初乳と同じというのがポイント。牛乳脂肪を除去し、母乳の脂肪酸組成にも近づけていますよ。赤ちゃんの消化を考え、負担をかけない成分を厳選しています。
購入者レビュー
- 新生児期から使用しています。途中、他のメーカーの母乳に近いミルクにしたのですがあまり飲まなかったので、またアイクレオに戻しました。
- 産院で使用し、赤ちゃんの体調もよいのでそのまま使っています。
5位:森永乳業 E赤ちゃん
赤ちゃんによっては消化しにくいといわれる「タンパク質」に着目した粉ミルクです。赤ちゃんのアレルギー反応を抑えるために、牛乳タンパク質を小さくした「ペプチド」で作り、消化しやすくしているのが一番の特徴。栄養成分は同メーカーの「はいはい」と同じく、母乳に近づけた成分が配合されています。
購入者レビュー
- 少しお高いのが気になりますが、今のところトラブルなどは起きずに育っています。
- お湯にもサッと溶け、粉っぽさが気にならないです。うんちが母乳と似たような感じなので、体に合っているのかな?と思います。
4位:ビーンスターク すこやかM1
母乳に含まれる成分を多く配合しているのが、こちらの粉ミルクです。1960年に日本初の全国母乳調査を行い、厳しい基準で選んだ素材を粉ミルクに配合。さらに、粉ミルクのメーカーで初めてISO9002を取得するほど、品質管理も徹底していますよ。「リボ核酸」「シアル酸」といった、母乳に含まれる成分も配合しています。
購入者レビュー
- お湯にすぐに溶けるので、ミルク作りが早く赤ちゃんが泣いていても焦らずにいられます。
- 若干高めの価格ですが、乳児期の大切な時期、少し価格が高めでも成分が良いものを選びたいと思います。
和光堂レーベンスミルク はいはい
粉ミルクを長年作り続けている実績をもつ、和光堂の「はいはい」。母乳に近づけた成分はもちろん、お湯に溶けやすくサッと調乳できる点が好評。産院などへの広告宣伝費をカットしている分、安く手に入る価格を実現しました。粉ミルクは赤ちゃんの食事であり、1日に何度も使うもの。ランニングコストが抑えられるのは魅力的ですね。
購入者レビュー
- コスパで選びましたが、消化も良いようで、しっかり飲んでくれています。
- 安いのにアラキドン酸やラクトフェリンなどきちんと配合されています。溶けやすくて良いですね。
明治 ほほえみ
栄養設計を見直し、さらに母乳に近づけて作ったのが、明治の粉ミルクほほえみです。約20万人の赤ちゃんの発育調査をはじめ、4,000人の母乳調査も実施することで、母乳の成分に近づけることを実現。健やかな成長をサポートするDHAやアラキドン酸も母乳の範囲まで配合していますよ。特にキューブタイプが人気。軽量する必要がないので、量を間違える心配もありません。
購入者レビュー
- たくさん入っているから便利です。栄養士の説明では、ミルクの内容もかなり母乳に近いとのことです。
- 外出するときはキューブを持ち歩き、缶は普段使いに。ごくごく飲んでくれるので、このまま続けると思います。
森永 はぐくみ
消化吸収の良いタンパク質により、赤ちゃんの体にやさしく、飲みやすく作ったのが、こちらの粉ミルク。2位と同様DHAやアラキドン酸を含むほか、初乳に含まれるラクトフェリンで赤ちゃんの体をまもりますよ。さらに、3種のオリゴ糖が含まれているのが特徴で、消化もよいと話題。専用ケースを使った「エコらくパック」が人気ですよ。
購入者レビュー
- うちの赤ちゃんには、とても合っているようでゴクゴク飲みます。消化も良いです。
- オリゴ糖が多種入っているためか、こちらの商品を飲んでいるときは調子が良いです。
乳児用の粉ミルクとフォローアップミルクの違い
乳児用の粉ミルクは、こちらのランキングでご紹介したように、新生児から飲めるタイプの粉ミルクのことを言います。
母乳などと同じように、赤ちゃんの栄養となる、いわゆる「食事」の役割をします。
フォローアップミルクは、生後9ヶ月頃から3歳頃を目安に、離乳食や食事では摂り切れない栄養を補うために作られた粉ミルクのことです。
乳児用とは成分が異なるので、パッケージなどを確認して、間違えないようにしましょう。
粉ミルクを選ぶ3つのポイント
成分
そもそも粉ミルクは、母乳の代替品として、「母乳及び乳児用調製粉乳の成分組成と表示の許可基準」(※1)を満たしていることが法律で定められています(※2)。
法律で定められているもの以外の成分は、各メーカーの粉ミルクの種類によって異なります。赤ちゃんの様子をみながら、好みの粉ミルクを見つけてくださいね。
価格
粉ミルクの価格はメーカーによって幅広く設定されていますが、高ければ良いというわけでもありません。他に広告費用などを抑えることで、手頃な価格に設定しているケースもあります。
赤ちゃんの飲みやすさを基準に、継続して購入しやすいものを選ぶのがおすすめですよ。
産院で飲んでいたもの
産院で使っていた粉ミルクを、退院後も継続して選ぶママもいます。赤ちゃんの体調や便の様子に問題がなければ、そのまま使い続けるのも1つの方法です。
粉ミルクのパッケージは3種類
缶タイプの粉ミルク
丸い缶に入った、昔ながらの粉ミルクです。1缶に800g程度の粉ミルクと、計量用のスプーンが付いているのが一般的。
新生児に1日7回程度の粉ミルクをあげると想定すると、10~11日程度で1缶を使いきるくらいの量です。量が多いので、自宅用に使うのがおすすめですよ。
プラスチック容器に入った粉ミルク
出典: ssl.hagukumi.ne.jpメーカーによっては、プラスチックの専用ケースを購入すると、入れ替え用のパックをケースにセットするだけで便利に使えるタイプがあります。「はぐくみ」のエコらくパックが代表例。
ゴミを減らせる点や、ゴミ捨ての時に紙パックを畳むだけなので、かさばらないのが好まれていますよ。
スティックタイプの粉ミルク
携帯用やママ以外の人が調乳をするときに便利なのが、粉状のスティックタイプやキューブタイプ。1回分が入っているので、わざわざスプーンなどで測る必要がありません。
粉をこぼすことなく哺乳瓶にも入れやすいので、お出かけ時に重宝しますよ。
赤ちゃんの様子をみながら粉ミルクを選ぼう
粉ミルクは決まった成分以外はメーカーによって異なるので、そこで好き嫌いがでることもあります。
正直、飲ませてみないとわからないところもありますが、事前情報として口コミなどを参考にするのはおすすめですよ。アレルギーなどが気になる場合は、医師と相談しながら試してみてくださいね。
※ランキングは、こそだてハック内のAmazon、楽天ボタンのクリック率から算出しています。(集計期間:2018年9月10日〜10月7日)
※購入者レビューはAmazon、楽天市場より抜粋。
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