赤ちゃんをお世話していると、いろいろな困りごとがありますよね。なかでも、「背中スイッチ」に悩まされているママは多いのではないでしょうか。
そこで今回、先輩ママたちが実践している、背中スイッチ防止術をいくつかご紹介します。
赤ちゃんには個人差があるため、必ず効果があるとは断言できませんが、試してみる価値はありますよ!
「背中スイッチ」とは?
![背中スイッチ イラスト](https://d3p3fo45587dye.cloudfront.net/uploads/2018/12/09174016/d4ad23c47bafea2e64dd6ede69b8e6ff_1547055612-480x311.png)
「背中スイッチ」とは、赤ちゃんを抱っこしながら寝かしつけた後、布団やベッドにそ〜っと降ろした途端、目を覚ましたり、泣き出したりしてしまう現象のことです。
まるで、赤ちゃんの背中に「目が覚めるスイッチ」が付いていて、布団に置く瞬間にそのスイッチが押されているとしか思えないですよね。
そのため、育児中のママたちの間では、「背中スイッチ」と呼ばれるようになりました。
背中スイッチはいつからいつまで存在する?
せっかく寝かしつけた苦労を一瞬でパアにする背中スイッチですが、一体いつからいつまで存在するのでしょうか?
そこで、100人以上の先輩ママにアンケートを取ってみました(※)。
背中スイッチは新生児からみられる
![背中スイッチ いつから グラフ](https://d3p3fo45587dye.cloudfront.net/uploads/2018/12/20101139/36e073b0ca9eaa7e925c93362bf88008_1545300696-480x311.png)
まずは、いつから赤ちゃんに背中スイッチがあったのかを聞いてみました。
その結果が上記の棒グラフです。
これを見ると、半数の赤ちゃんは新生児期から背中スイッチが存在していることがわかりますね。その次に多いのが、生後1〜2ヶ月です。
つまり、大多数の赤ちゃんは生後2ヶ月頃までには背中スイッチが存在しているということになります。
生後3~4ヶ月から背中スイッチは終息気味に
![背中スイッチ いつまで グラフ](https://d3p3fo45587dye.cloudfront.net/uploads/2018/12/20101143/5a49a3fdc503126e06a9b2ea397fd204_1545300700-480x311.png)
次に、いつまで赤ちゃんに背中スイッチが存在していたのかも、先輩ママたちに聞いてみました。
上記グラフを見ればわかるように、背中スイッチが存在していたのは生後3〜4ヶ月までだった赤ちゃんが最も多く、生後10ヶ月頃までには多くの赤ちゃんから消えてしまうようです。
今回のアンケート結果から、新生児期から生後3〜4ヶ月くらいまでの間、赤ちゃんに背中スイッチが存在していることが多いということがわかりました。
先輩ママたちの背中スイッチ防止術は?
![背中スイッチ イラスト](https://d3p3fo45587dye.cloudfront.net/uploads/2019/01/09174630/2d29a6b7e30d82c3932e045a64409b05_1547055987-480x311.png)
多くのママたちを悩ませる背中スイッチですが、対処法がないわけではありません。
そこでここからは、先輩ママたちが編み出した背中スイッチ防止術をご紹介します。
背中スイッチ防止術1:耳元に鼻息を吹きかける
![ぺぇちゃんさん](https://d3p3fo45587dye.cloudfront.net/uploads/2018/08/25182616/e5aebd9ef083315b349d35069c9240fd_1535221576.png)
ぺぇちゃんさん
布団に置くときに、布団と背中の間に手を入れて、しばらく自分も覆いかぶさるようにしていました。耳元に鼻息かけると安心するのか、背中スイッチが発動しにくかったですね(笑)。
抱っこしていると、赤ちゃんの顔や耳あたりに自分の鼻息がかかることがありますよね。
それを利用して、寝ている赤ちゃんに鼻息を吹きかけ、まだママに抱っこされていると錯覚させるテクニックなのかも!?
背中スイッチ防止術2:布団の柔らかさと温度を調節する
![エミ蔵母さん](https://d3p3fo45587dye.cloudfront.net/uploads/2018/08/25182617/6f6e447748f8cbe13ded4d72ce7841b0_1535221577.png)
エミ蔵母さん
寝床の柔らかさと温度に違和感を感じて、背中スイッチが発動していたようです。マットレスを柔らかめのものに変え、ちょっと温めてから寝かせるようにしたら発動しなくなりました。
それまで柔らかくて暖かいママに抱っこされていたのに、急に固くて冷たい布団やベッドに置かれたら、赤ちゃんもびっくりして起きてしまうかもしれませんね。
背中スイッチ防止術3:すぐに仰向けにはしない
![ゆのさん](https://d3p3fo45587dye.cloudfront.net/uploads/2018/08/25182616/0fb4fb234b6af503a53c5841cf42d349_1535221576.png)
ゆのさん
抱っこしたまま、そーっと一緒に横になって腕枕状態になり、その後ゆっくりゆっくり仰向けにしていきます。こうしたら、背中スイッチの発動回数が少なくなりました。
赤ちゃんをベッドに置いたら、すぐに仰向けに寝かせたくなるかもしれません。ですが、そこでぐっと我慢して、しばらく腕枕状態をキープするというママがたくさんいました。
背中スイッチ防止術4:しばらく抱っこし続ける
![おかちよさん](https://d3p3fo45587dye.cloudfront.net/uploads/2018/09/13151645/01974b67a6bc594a3a38233e7874fd34_1536851805.png)
おかちよさん
自分の胸に顔が来るように縦に抱っこしたまま寝かせ、その状態でソファに1時間くらい座り続けます。深い眠りについたことが確認できたら、布団に下ろすようにしていました。
赤ちゃんが寝入ってもすぐには布団に置かず、念のため、しばらくそのままでいるということですね。
確かに、寝入ってからすぐに横にすると、背中スイッチが発動してしまうという声は多くみられました。
背中スイッチ防止に役立つアイテム!
![キューズベリー 抱っこ紐 背中スイッチ防止](https://d3p3fo45587dye.cloudfront.net/uploads/2018/11/29175456/5ef6d18ce3b9e307b169427f2c2d2f73_1543514084-480x320.png)
育児アイテムのなかには、背中スイッチが発動しにくい工夫が施されたものがあります。
たとえば、キューズベリーという日本の抱っこ紐メーカーが作った、この「おんぶ抱っこひも インナーメッシュ」。
赤ちゃんの背中に位置するところに、前開きファスナーがついている抱っこ紐です。
このファスナーがあるおかげで、抱っこひもを脱がなくても寝ている赤ちゃんを下ろすことができ、背中スイッチを発動させずにスムーズな寝かしつけができるとされています。
背中スイッチにはいろんな対処法がある!
![アイデア 電球](https://d3p3fo45587dye.cloudfront.net/uploads/2018/08/08191807/16e6ee360d4c68791329672f87665238_1533755887-480x320.jpg)
赤ちゃんの背中スイッチには、多くのママたちが悩まされています。だからこそ、ママたちは各自で様々な工夫をこらし、日夜背中スイッチと戦っていることがわかりました。
もし、背中スイッチへの対処法がわからなくて困っているのであれば、今回ご紹介した防止術を試してみてはいかがでしょうか?
また、今回ご紹介した抱っこ紐のように、背中スイッチ防止対策を取り入れたグッズもあります。ぜひ活用してみてください。
背中スイッチで困ったときは、先輩ママの知恵やグッズに頼ってみるのも一つの手ですよ!
※ アンケート概要
実施期間:2018年12月11日
調査対象:子育てアプリ「ninarubaby」を利用中のママ
有効回答数:111件
収集方法:Webアンケート
![ポッケ先輩ママメンバー](https://d3p3fo45587dye.cloudfront.net/uploads/2020/07/28193720/2b2e3c1068563342f786ed6e37ba9fba_1595965037-80x80.png)
ポッケ先輩ママメンバー
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