赤ちゃんが大人の真似をする姿は、ちょっとぎこちない感じが特別かわいく、微笑ましいですよね。「わが子のかわいい真似っ子姿を早く見たい!」と思うママも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、編集部のママ・パパに「赤ちゃんの真似っ子エピソード」をインタビューしてみました。真似をするようになったきっかけやアプローチ方法も聞いたので、参考にしてみてくださいね。
赤ちゃんはいつから真似をするの?
赤ちゃんが周りの人の真似をするようになるのは、早くて生後7〜8ヶ月頃。動きを交えたり、モノを使ったりしながら真似をするようになるのは、生後9ヶ月頃が目安です。
生後9〜10ヶ月頃になると、いろいろなことに興味を持つようになります。ママやパパが「バイバイ」や「パチパチ」をしているのを見て、同じ動作を返すことも(※1)。
しかし、まだしっかりと手足が動かせるわけではないので、手を振り回しているだけのバイバイや、手と手が合わさらないパチパチなど、赤ちゃん特有のかわいい動きが見られますよ。
今回編集部のママ・パパにインタビューしたところ、赤ちゃんが知らないうちに始めた真似と、ママやパパが教えてするようになった真似がありました。いったいどんな真似をしたのでしょうか。さっそく見ていきましょう!
いつの間に!?
赤ちゃんが自然と始めた真似っ子
両手でパチパチ…?
ちょっと目を離した瞬間に、手を叩いてた!というエピソードがありました。
Mママ
1歳くらいのとき、夕飯の支度中に子供にDVDを見せていたんです。ふと子供の方を向いてみると、出演者の真似をしてパチパチしていました!
初めてのパチパチは動画に撮りたかったのに、いつの間にしていたものだから撮れませんでした。ちょっとショックでしたね(笑)
むすんでひらいて
童謡に乗せてする手遊びも、いつの間にかできるようになっていたのだそう。
Kママ
15分くらいの童謡アニメのDVDを見せたんです。そしたら勝手に真似をしていました!
バイバイもしていたのですが、むすんでひらいてのような手の動きの複雑なものも真似していました。
だるまさんが〜…どてっ!
絵本に出てくるワンシーンを、保育園で教えてもらって帰ってきたというエピソードもありました。
Aママ
うちの子は生後8ヶ月頃から保育園に入っていたので、保育士さんにいろいろ教えてもらっていたんです。
特にかわいかったのが絵本「だるまさんが」の真似遊び。絵本に「だるまさんが〜…どてっ!」と転ぶものがあるのですが、それを保育園で教わったらしく、うちの子もどてっとしてかわいかったです!保育士さんに感謝!
絵本はこちら▼
赤ちゃんのうちはテレビやDVDなどを控えたほうが良いとも言われますが、こうしたものがきっかけで真似をはじめることも。
学習材料として、短時間と決めて見せてみるのも良いかもしれません。できれば、一緒に見ながら声掛けをしてあげるといいですね。
ママやパパがお手本!
一緒に練習した真似っ子
先輩ママ・パパは、わが子のかわいいところを見たくて真似をさせようと促していました。どんなことを真似をするように促していたのでしょうか。
ぎこちないバイバイ
多くのママ・パパが赤ちゃんに教えていた動作です。赤ちゃんの手を持ってバイバイをするように促したというエピソードも。
Yママ
普段からバイバイはする機会が多いので、私がやって見せていました。子供の手を持ってバイバイさせることもよくありましたね。
すると1歳頃には自らできるように!できるようになったころは、「バイバイは?」と聞くと数回に1回できる程度でしたが、徐々に成功率もあがっていきました!
Mママ
おばあちゃんに会ったときに孫がバイバイすると喜ぶかな…と思い、子供の手を持ってバイバイさせていました。
すると、私が手を持たなくても自分でバイバイするように!ただ、腕を縦に振ってしまって手刀のような感じになっていました(笑)
つみきを積む
手や足を使った動作だけでなくものを使った動作でも赤ちゃんは真似をするそう。
Sパパ
つみきを持って「こうやって積むんだよ」実際にやって見せてあげていました。
2ヶ月前は僕が作ったものを壊すことしかできなかったのですが、1歳になった頃、僕の真似をしてつみきを積んだんです!
パパやママが繰り返し見せてあげたり、赤ちゃんの体を持って動作を促したりすると、真似をするようになったみたいですね!
なかなか真似っ子しない…と悩んだママも
先輩ママのなかには、周りの赤ちゃんがママやパパの真似をしているのを見て、「うちの子はまだしない…」と気になった人もいるようです。
Yママ
保育園の帰り、バイバイをさせようとしてもなかなかやらなかったので、ちょっと不安でした。
先生や同じクラスの子が手を振っているのに何もしないから、いつも私が子供の腕を持って振らせていました。続けていたらそのうち自らやるようになりました!
真似をするまで時間がかかったけど、アプローチを続けているとできるようになったそう。根気強くどんな動作か教えてあげるのもひとつの方法かもしれませんね。
わが子の真似っ子が見たいときは
繰り返しアプローチしてみよう
先輩ママ・パパは、赤ちゃんの参考となる動きを普段から繰り返し見せていたり、赤ちゃんの手足を持って実際にやらせてあげたりしていました。テレビやDVDから真似をすることもあるので、時間を決めて上手に活用してみましょう。
赤ちゃんのぎこちなくてかわいい真似っ子は今しか見れないもの。真似をする様子がみられたら、ぜひ思い出に写真や動画に残してみてくださいね。