祖父母からのおもちゃのプレゼントはありがたい。でも、なかには困っているママもいるようです。そこで今回は、ninaru babyで355人のママにその実態を調査(※)。
祖父母におもちゃを買ってもらうとき、スマートに欲しいものに誘導するコツとは…?
いくつおもちゃを持っていますか?
1歳の子供がいるママ、パパ355人に聞いたところ、現在持っているおもちゃの数で一番多かったのは11〜15個。次に多かったのが16〜20個ですが、31個以上という人も多いことから、かなりバラツキがあることがわかります。
そのおもちゃを購入している人は誰なのでしょうか?
おもちゃを買うのは主にママ・パパ
おもちゃを購入するのは、主に、ママ・パパが多いそう。
当然の結果ともいえますが、「実父母」「義父母」つまり、おじいちゃんおばあちゃんに主に買ってもらう人が約25%。意外と多いような気がしませんか?
祖父母からのおもちゃ、断りたいときは?
「事前にほしいものを聞いてくれる祖父母だったので、困りませんでした。
かおりんさん
というように、祖父母からのおもちゃは「断りたいと思ったことはない」という意見が多数。
一方で22%の人は「断りたい」と思ったことがあるようです。なぜ断りたいと思ったのか、聞いてみました。
理由1. 赤ちゃんに合っていない
赤ちゃんの時期に合わない
子供の年齢に合わず、まだ使いこなすには先のものだったため。(よりさん)
対象月齢が低すぎたため。(ゆきさん)
危険だった
子供の好みに合っていなかった。 口に入れてしまいそうな小さい部品があった。(兎。さん)
まだなんでも口に入れる時期に、口に入れたらまずいようなものだったから。 (ペン太郎さん)
キラキラしたものが大好きな娘に、ビーズのネックレス。いや、噛み噛みしちゃうし、もし切れて窒息でもなったらどうするの…。
母いわく「見せたらものすごく笑顔で手を伸ばしてきたから思わず」だそうです。(みーたんままさん)
赤ちゃんが興味を示さない
本人が興味のないものだから。(まるさん)
理由2. ママの趣味に合っていない
ママの好みじゃない
自分の趣味ではないから。(サニーさん)
色や柄が私好みではなかったから。(すずママさん)
インテリアに合わない
部屋のインテリアに合わない色合いで、大きくて場所を取るから。(コップりんさん)
理由3. 部屋の大きさに合っていない
大きい
義母が作ったダンボールのボールプールと滑り台を、義母の気が済むように2日ほど家に置いてから返しました。
大きめのおもちゃは買わないことにしていたのに、勝手に作って渡されて、私も旦那も困ってしまい…。旦那は貰った当日に持って帰るよう言ったのですが、さすがにそれはと思い、2日後に返しました。(まろん555さん)
アパートで場所も限られているから、場所を取って微妙だった。(ひよこママさん)
庭がないのにおさがりの大きいプールをもらったから。(らぶももひなたさん)
理由4. 似たおもちゃがある
同じものを持っていた
同じものが実家にあったから。(rukamamaさん)
同じようなものがたくさんあったため。 (ゆうゆさん)
理由5. おもちゃが増え過ぎる
部屋が片付かない
おもちゃが増えすぎて部屋が片付かないから。(ちびすけさん)
片付けが面倒くさそうなおもちゃだったので、家に置きたくなかった。(めごさん)
おもちゃの量がすごい
おもちゃが増えすぎて困る…。 自分で買わなくていいくらいのおもちゃの量。 最近はずっと断っています。(せいままさん)
理由6. そもそも…
古い
昔、夫が使っていたぬいぐるみは、年季が入っているし、埃が舞うので。(花子さん)
家にある古いものを持ってきたから。(ペン太郎さん)
100均で買えるオモチャだったり、中古品だったりしたので…。ジィバァには、せめて新品を買っていただきたかった。 (匿名さん)
知らない人が使っていた
知り合いの孫が使っていたものだったから。(ゆんゆんさん)
このように、おもちゃを断りたかった理由はさまざま。好みや、持っていないものかなど、事前に聞いてくれたら…と思いますよね。
また、いくら思い入れのあるものでも中古品は喜ばれないケースが多いようです。
断りたかったのは、実父母、義父母どちらからのものですか?
そこまで差はなかったものの、義父母からのおもちゃのプレゼントを断りたかった、という人がやや多いという結果に。
ただ、よかれと思っておもちゃをプレゼントしてくれているはず。どうやって断ると角が立たないのか、悩ましい問題ですよね。
そこで、ママたちにどんな風に断っているのか聞いてみました!
おもちゃを断りたいとき、どうした?
欲しいものをさりげなく伝えておく
おままごとセットなど、自分で購入したいものは事前にそれとなく伝えておく。(tumekoさん)
今こういうことにはまっているので、と買ってほしいものに誘導する。(1歳児母さん)
断るより、事前に何が好きか、どんなものに興味を持つかを話しておくと買ってくれます。(りうままさん)
一緒に見に行く
「今度一緒に見に行きましょう」と伝える。(けむしさん)
一緒に買いに行くか、日頃から欲しい物の話をさり気なくする。(きんさん)
一緒に買い物行ったときに、買ってほしいものを伝えています。一緒に行かないときも、具体的に欲しいものをお願いすることがほとんどです。(ひなママ8さん)
欲しいものを具体的に伝える
祖父母が買ってあげたいおもちゃよりも子供本人が喜びそうなおもちゃの前にさりげなく連れていき、喜ぶ姿を見せてそちらを買ってもらう。(みちさん)
こんなのが欲しいとはっきり伝える。角が立たないように、お互い実の親に伝えるようにする。(ちゃみさん)
きちんと理由を話して断る
同じようなものを買ってもらっても困るから、祖父母が何か買おうと思ったときは聞くようにお願いしました。すでに持っているものをもらって、ママ友にあげるハメになったことがあったので(笑)。
聞かれたときに欲しいものか判断して、いらないときは「おもちゃ多すぎるから」などではなく、きちんと「そのおもちゃだからいらない」と、理由を言います。(みーたんままさん)
祖父母の家に置いておく
帰省したときに遊ばせられるように、実家に置かせてもらうと家に物が増えずに済むので、そう言っています!またはコソッと置いて帰って減らします(笑)。(ゆうゆさん)
サイズが大きい物や子供にヒットしなかった玩具は、「ここで遊ぶ用の玩具として置いていきます」で乗り切っています。(まろぷりんさん)
「実家に来たときに遊べるおもちゃがあるとありがたいので、実家に置いて欲しい」と伝えた。(花子さん)
パパに協力してもらう
そういう申し出などは、パパから一旦は断ってもらうようにしておく。その後、夫婦で相談して、いただきたいと思えば上手に返事をする。(初孫フィーバー)
旦那に「買う前に1回聞いてくれたらお互いにいいんじゃないか?」と義母に言ってもらった。
相談してくるようになり、こっちの欲しいものを買ってくれるようになった。 義母の家に遊びに行ったときに、わざと好きなキャラクターのおもちゃを持っていってアピールしたり、次に欲しいものを子供を通して言うようにした。(なるたんさん)
モノではなく、おでかけ
「今は電車やバスが好きなので、本物の電車や機関車に一緒に乗りに行ってくださいませんか?」と、物より思い出を作りたいと伝えました!(ちあさん)
やんわりと伝えてみてダメだったら、はっきり好みや理由を伝える、義祖父母の場合はパパから伝えてもらう、または一緒に買い物に行く。
それでもおもちゃを買うのが止まらないようなら、帰省用として祖父母の家に置かせてもらうのも一つの方法かもしれません。
事前にしっかり話すことが大切
孫を可愛いと思う祖父母の気持ちと、おもちゃをもらって感謝するママの気持ちを両立させるためには、事前に意識合わせをしておく必要がありそうです。
赤ちゃんの好きな遊びや、最近の成長を報告しつつ、部屋のスペースやママの気持ちも上手に伝えておもちゃをリクエストしましょう。
折角おもちゃをいただくのであれば、感謝の気持ちをきちんと伝え、大切に使いたいですよね。
※アンケート概要
実施期間:2018年9月15日~18日
調査対象:「ninaru baby」を利用しているママ
有効回答数:355
収集方法:webアンケート