初めての予防接種!スケジュールはこうやって立てました

こんにちは。編集部の佐久間です。

赤ちゃんとの生活に慣れてきた頃にやってくる、初めての予防接種。最初はスケジュールの立て方に戸惑ったり、同時接種に対する不安があったりするものですよね。私も、まさにそうでした。今回は初めての予防接種について、私自身の体験をご紹介します。

予防接種のスケジュールは小児科で相談

0歳 予防接種スケジュール オリジナル

※ 上図「0歳の予防接種スケジュールの例」は、2018年4月現在の情報をもとに作成しています。記事内の体験記は2013年のものです。

出産後、「生後2ヶ月になったら予防接種を受ける」「予防接種はスケジュールの立て方が大切」といった情報は、自然と耳に入ってきていました。

具体的に予防接種スケジュールについて考え始めたのは、生後1ヶ月健診の前後だったと思います。区から最初に受ける定期予防接種の知らせが届いたのも、その頃でした。

ネット、育児本、区の赤ちゃん訪問、母子手帳など、様々なところから予防接種の情報を入手して、自分なりにスケジュールを立ててみました。でも、これでいいのかなぁと不安だったので、近所の小児科へ直接行って相談をしました。

「これはこの時期のほうがいい」「ここで同時接種できる」といったアドバイスをもらうことができ、ひと安心。最初に受ける予防接種の日を決めて、予約をしました。

生後2ヶ月と4日目に初の予防接種!

予防接種 体験談 抱っこ紐 お出かけ オリジナル

初めての予防接種は、定期接種のヒブと肺炎球菌、任意接種のロタ。当日は朝から緊張していたのを覚えています。

まだ外出に慣れていない時期だったので、自宅から徒歩5分の場所にある小児科までとはいえ、家を出る時間に昼寝していたら、授乳が済んでいなかったら、うんちをしてしまったら…など、心配は尽きませんでした。

予約していた時間は15:30頃だったと思います。昼過ぎに一度昼寝をさせて、その間に私自身の準備を終えて、息子が起きてすぐ授乳をして機嫌の良いタイミングで出発。

小児科に到着し、診察券、母子手帳、接種予診票を受付に提出して、待合室のソファに座って順番を待ちました。予防接種の専用時間だったので、診察室からは注射されて泣いている赤ちゃんの声が聞こえてきました。

ますます緊張する私。一方で、これから何が起こるか知る由もない息子は、待合室にあるおもちゃに興味を持って余裕の表情でした。

ちなみに、予防接種を受けるときは専用時間を設けている小児科を選び、その時間内に行くのがおすすめです。ほかの時間帯は風邪などで来ている子供が多いので、うつる可能性があるからです。

小さな腕に2回チクリ!

予防接種 体験談 1回目 オリジナル

いよいよ息子の番になりました。その小児科の先生はベテランのおじいちゃん。生後1ヶ月頃に湿疹で受診していたので、息子のことを覚えていてくれました。

簡単な診察をした後は、あっという間に進んでいきました。

「膝の上に抱っこして赤ちゃんの腕をおさえてください」といったような指示がありました。いつもの抱っこと違って、かなり力が入ってしまいました。

腕に消毒をしたかと思ったら、すぐにチクリ。その後、もう片方の腕にもチクリ。早い!

息子は打たれてすぐに大泣きしましたが、しばらくすると泣き止みました。

ロタは内用液だったので、息子の口を開けて飲ませました。吐き出すこともなく飲み切り、無事に終わりました。

副反応は特に出ず、ひと安心!

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初めての予防接種で気になったのが副反応。発熱や腫れが起こることがあると聞いていたので、その日はいつもより慎重に様子をみていました。

小児科から帰宅後、疲れが出たのか少しぐずって泣きましたが、熱などの症状は出ませんでした。お風呂もいつも通り入れました。

翌日も副反応は出ませんでしたが、念のため外出はせずゆっくり過ごしました。

予防接種にも、だんだん慣れていき…

予防接種 体験談 2回目 オリジナル

初の予防接種から約1ヶ月後、生後3ヶ月と1日目に2回目の予防接種を受けました。今度は、B型肝炎と四種混合です。

その頃には外出にも慣れてきていたし、2回目ということもあって、私もそれほど緊張しませんでした。

B型肝炎を右腕に、四種混合を左腕に打ちました。驚いたことに、息子は全く泣かず。「えらいねー、強い子だね」と先生や看護師さんが褒めてくれました。

さらに、その1週間後にヒブと小児肺炎球菌とロタの2回目、そこから約1ヶ月後にB型肝炎と四種混合の2回目を打ちました。2回目以降も副反応が出ることはありませんでした。

でも、真夏のBCGはちょっと大変だった

予防接種 体験談 BCG オリジナル

そんななか、記憶に残っている予防接種は、生後5ヶ月頃に受けたBCGです。

BCGを接種したのは、8月上旬。区の保健所で受ける必要があったので、息子を抱っこ紐で抱っこしてバスに乗って行きました。到着する頃には、私も息子も汗だく。

会場に着くと「熱を測ってください」と体温計を渡され、測ってみると37.9度。家を出る前は平熱だったので、暑さで上がってしまったようです。

何度か測り直してみたものの、37.7度や37.8度といったところ。「せっかく来たのに今日は受けられないかも」と焦る私。

そんなとき、周りにいた係の人が、「脇の下に少し風をあてれば下がるかも」なんて言ってくれました。「え、それでもいいの?」と思いながら脇の下を冷やすと、5回目くらいの検温で37.4度に下がり、どうにか受けることができました

BCGといえば、スタンプ式でたくさん針がある予防接種。会場にいた赤ちゃんは、みんな大泣きしていました。もちろん息子も大泣き。

接種後しばらくは接種部位を乾かす必要があり、そのときにはもう泣き止んでいましたが、熱の騒動で私はすっかり疲れていました。

これからも続く予防接種!スケジュール管理にはアプリも便利

息子が1歳になる頃からは、予防接種スケジュールのアプリも使い始めました。生年月日やそれまでに接種したワクチンを入力すれば、これから接種が必要なワクチンや時期が一目でわかるので、とても便利です。

予防接種は0歳をピークに少しずつ受ける種類や回数が減っていきますが、小学生になっても続くもの。我が家も小学校入学前の今年度中に受ける予防接種の知らせがきていて、近いうちに小児科へ行かなくてはいけません。

いまは「注射をされる」ということがはっきりわかる年齢なので、嫌がる息子をどうやって説得するか…。0歳のときとはまた違った課題に成長を感じ、これこそ子育ての醍醐味だなと思う今日この頃です。


佐久間 祐子

佐久間 祐子

さくま ゆうこ

CM音楽プロデューサー、翻訳などの仕事を経て、妊娠・出産を機に一度は専業主婦に。長男が2歳のとき「こそだてハック」「ninaru baby」編集部に仲間入りしました。編集歴3年。
2018年秋に第2子を出産し、ひさびさの赤ちゃんとの生活に奮闘しながらも楽しんでいます。
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