【日本初】液体ミルクが販売スタート!ママたちに使い方を聞いてみました

海外に遅れを取ること、約40年。2019年3月11日、日本で初めて「乳児用液体ミルク」が店頭で販売されました!

販売初日の様子をninaru baby編集部がレポートします!

乳児用の液体ミルクとは?

液体ミルク

▲海外で販売されている液体ミルク

液体ミルクとは、あらかじめ調乳されているミルクのこと。栄養成分は粉ミルクと同じで、常温での保存ができるうえ、赤ちゃんにそのまま飲ませることができるという便利な製品です。

毎日の生活ではもちろん、清潔な水が手に入りにくい災害時にかなり重宝します。

実際、熊本地震や西日本豪雨の際に、海外の液体ミルクが支援物資として使われました。今後は各家庭で備蓄しておくと、お守りがわりになりますね。

その他、詳しいメリットや使い方のイメージについては、こちらの記事を参考にしてください。

液体ミルク、ようやく解禁されました!

そんな液体ミルク、これまで日本では製造や販売が許可されていませんでしたが、2018年8月8日に製造・販売が解禁され、2019年3月5日、江崎グリコの「アイクレオ赤ちゃんミルク」がインターネットで販売されました!

そして2019年3月11日、全国のベビー専門店やドラッグストアの店頭に並んだのです!

販売されてる液体ミルクは、こんな感じ!

ということで3月11日、液体ミルクが店頭に初めて並ぶ日に、都内のベビー専門店に行ってみました!

するとどうでしょう!棚一面に液体ミルクが並んでいました!しかも開店の30分後くらいに行ったのに、右側の方、すでに少し売れてます。

液体ミルク

ママたちからの注目度の高さがわかりますね。早速手にとってみます。

液体ミルク

パッケージが、可愛い…!派手すぎないピンクにすやすや顔のクマさん。すごい癒やされる…!

容器は紙パック。殺菌したミルクを無菌のまま紙パックに充填する、無菌パック製法だそうです。長期間保管できるように工夫した製法とのこと。

とはいえ紙パックのまま赤ちゃんが飲むのは難しいので、飲む直前に哺乳瓶に移し替えてあげる必要があります。

紙パックのジュースのように、ストローがついているので、
液体ミルク

上にある穴にプスッとさして、ここから哺乳瓶に移します。ストローは短めで、最後までしっかりと移しきることができるように工夫されています。

液体ミルク

▲左側の日付けは、賞味期限!

ちなみに写真に偶然写ったのでここで説明しておくと、保管できる期間はだいたい半年ほど。災害グッズとして備蓄するのもいいですが、賞味期限が切れる前に赤ちゃんに飲ませて、定期的に買い足す必要がありそうです。

さて、哺乳瓶に移したら、水やお湯をいれず、そのまますぐ赤ちゃんに飲ませてあげられます。なんて簡単…!

ちなみに、温める必要もありません。粉ミルクを熱いお湯で作るのは、殺菌するため。液体ミルクは無菌で保存されているので、ママが温めなおす必要がないんですね。

ただ、温かいミルクに慣れている赤ちゃんは、常温の液体ミルクを飲みたがらない可能性も。そんな場合は温めても良いみたいですよ。

詳しい飲ませ方は、こちらの動画が参考になります。

1パックの容量は、125ml。生後1ヶ月の赤ちゃんにとっての1回分というところでしょうか。

飲み残しは捨てることが推奨されているみたい。

うーん…160〜180ml飲むみたいな月齢のときは、どうすればいいんだ…2パック開けるの、なんかちょっともったいない…。

海外では、いろんなサイズの液体ミルクが発売されています。日本でも早く、様々なサイズが販売される日が来るといいなぁ…。(メーカーさん見てますか?)

液体ミルク

▲海外で販売されている液体ミルク。いろいろなサイズがあります

そして成分は、母乳に近い成分にこだわって調整されているとのこと。

液体ミルク

▲ちょっと小さいけど…よければズームしてください

赤ちゃんに安心して飲ませられるように防腐剤や保存剤などはもちろん入っていません

液体ミルク

▲こちらもズームしてね

保管するときは、常温でOK。ただし、外気温より高くないところがいいみたいです。日が当たらない棚のなかなどが良いのではないでしょうか。

液体ミルク、ママたちはどんなところに期待していますか?

さて、わざわざ販売当日の朝にベビー専門店を訪れたのには、理由があります。この日ここでは、ママと赤ちゃんの液体ミルク試飲会が予定されていたのです。

液体ミルクについてどう思っているのか、そしてどんなときに使おうと思っているのか、試飲会に来ていたママたちの声を聞いてみました!

まだ液体ミルクを使うイメージが湧かないという人は、ぜひ参考にしてください。

液体ミルク

▲液体ミルクが入った哺乳瓶を嬉しそうにくわえる赤ちゃん!

旅行のときに使いたい!

海外旅行が好きで、赤ちゃんもいろんな場所に連れて行ってあげたいのですが、旅先でミルクを作るのが大変で…。そんなときに液体ミルクを持っておくと、旅先はもちろん、飛行機内でも便利だなと思いました。
日常的に使うには、価格がちょっと高いかな…あと粉ミルクに比べてかさばるから、普段使い用としてにたくさんストックしておくのは我が家では難しいかなと思っています。

まずは家で練習が必要そう

去年、洪水のニュースを見ていたときに、欧米では液体ミルクが使われていることを知りました。「災害のとき赤ちゃんを守るためには、これしかない!日本でも早く!」と期待していたので、液体ミルクが解禁して嬉しいです!
ただ、今日試飲会で飲ませてみたら、いつもの粉ミルクよりは若干飲みが悪かったんです…いつもあたたかい粉ミルクを飲んでいるから、液体ミルクの温度に慣れてないんだと思います。なので災害時に突然飲ませても、もしかしたら飲まないかもしれない…。赤ちゃんに慣れてもらうために、何回か家で練習しておこうと思いました。

災害時の備蓄用として購入します

店頭で店員さんに声をかけられて初めて液体ミルクを知りましたが、すごく便利そうでびっくりしています!いまはキューブタイプの粉ミルクを使っているのですが、そのかわりにぜひ液体ミルクを使いたいなと思いました。ただ、125mlで200円は、ちょっと高いかな…。うちの子は1回200ml飲むので、1回400円…うーんやっぱりちょっと高いなぁ…。
ただやっぱり災害用には便利ですよね。お湯がなくても作れるし。もしものときのために、備蓄はしておきたいです。

日本のメーカーだから安心

ニュースで見て液体ミルクは気になっていました。ただやっぱり、海外製だとなんとなく不安で…。グリコは日本のメーカーだし、粉ミルクも販売しているし、安心して購入できるなと思います。
使うシチュエーションは、お出かけのときかな。できれば出先で購入したい!そしたら哺乳瓶を持っていけばいいだけなので、楽ですよね。

お出かけのときは液体ミルクに!

これからの季節、授乳室がない屋外のレジャーが増えるので、そういうときに液体ミルクがあると便利だなと思っています。粉ミルクだと、お湯を持っていかなきゃいけないのが重いしかさばるし手間だしで、嫌なんですよね。液体ミルクはすぐに作れるので、本当に便利だと思います。
ただうちの子は、1回に飲む量が180mlなんです…2パック開けると半分以上が無駄になってしまって、そこは少し悩みどころだなと思っています。

余談ですが、試飲会で液体ミルクを飲んでみたママに味の感想を聞くと、みんな口を揃えて「おいしい!」と言っていました…!

粉ミルクを飲んだことがある人ならわかると思うのですが、赤ちゃん用のミルクって大人が飲むと美味しくないものが多いんですよね。意外な意見に驚きでした。

液体ミルク、まずは災害用の購入がおすすめ

液体ミルク

▲こちらの赤ちゃんは本当にごくごく飲んでいました

ママたちに話を聞くと、液体ミルクは便利な一方、値段や容量などは改善してほしいという声も多くあがりました。まだ液体ミルク第一号が発売されたところなので、このあたりは今後の開発に期待したいですね。

なので、今すぐ普段の育児に取り入れることは難しいかもしれませんが、災害グッズとしてストックしておくのは、絶対的におすすめ!今ある選択肢のなかで液体ミルクが1番便利で安心なのは、間違いないと思います。

今日で東日本大震災から8年が経ちます。防災意識が高まっているいま、防災グッズに液体ミルクを加えてみませんか?

液体ミルクは、お近くの赤ちゃん用品店やドラッグストア、通販サイトなどで購入できます。ぜひ探してみてくださいね!

▼Amazonでも12個パックが購入できます!

アイクレオ 液体ミルク125ml×12本

※撮影は店舗の許可を得ています


渡邊 渚

渡邊 渚

わたなべ なぎさ

2016年から「こそだてハック」「ninaru baby」の編集をしています。大学では医療人類学を学び、体と心の健康に興味があります。日課はシャンシャンのライブ配信を見ること。年間パスポートも買って、孫のように愛でています。
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