登場人物
娘:現在2歳。石橋を叩いて叩き割るほどの慎重派。 家ではヤンチャだけど、外では母の足元にくっついて様子をうかがうタイプ。
私(もちこ):30↑主婦。時短勤務。ツイッターの人格がメインになりつつあるゲーム・マンガオタク。 最近、目の下のクマが悩み。
パパ:絵柄が安定しなくてあまりマンガに出なかったからか、今回編集の方から自己紹介の要望がなかったけど、こうやってマンガを描いていられるのはパパのおかげ。
第3話
「選択肢を用意してから子供に選んでもらう」というテクニック。
イヤイヤ期の対応として一番有名ではないでしょうか? この記事を読まれているあなたも、どこかで聞いた事があると思います。
仕事でも、上司への提案は2つ以上持っていくのがいいとビジネス書で読んだことがあります。
選択肢が1つだと思考が「このプランが本当に良いのか検討する」ことに集中するけれど、選択肢が2つあると「どちらの案が優れているのか検討する」ことに集中するため、最終的にOKが出る確率が上がる、というもの。
我が家でもそのテクニックを使ってみようと、娘に「おにぎり」と「うどん」を提案してみました。 どちらも娘が好きなものです。
…が、
そのときの回答は「パン」。
まさか選択肢を増やしてくる上級テクニックを使うとは思いませんでした…笑
以前ツイッターでも似たようなつぶやきをしたところ、「仮にあったとしても機嫌が悪いとイヤイヤする」「なぜか家にないものを指定してくる」「どちらも欲しがる」と、マニュアル通りにはならないようです。
イヤイヤ期の対応で必要なものはテクニックではなく、 常に子供の要望に応えられる「準備」と「物資」。そしてイヤイヤにも耐えられる「心の余裕」なのかも…。
もちこ
作者