赤ちゃんのお世話でママたちを悩ませるのが、おむつのサイズアップの目安。
特に新生児用サイズからSサイズに変えるタイミングは「何を基準にしたらいいの?」「目安体重内だけどキツそうサイズを変えていいの?」と、目安がわからず判断に悩むことも。
そこで今回は、おむつのサイズアップについて、ninaru babyがアンケート(※)を実施。そこからわかった、新生児サイズからSサイズのサイズアップの目安についてご紹介します。
おむつのサイズアップで悩んだことは…?
おむつのサイズアップの目安を調査するために、ninaru babyでは育児中のママやパパにアンケートを実施しました。
まず、サイズアップをするときに迷ったこと・悩んだことをみてみましょう。
Sサイズってどれくらいの大きさ?
ミミ
漏れの心配もあり、ピッタリなの新生児用と、ちょっと大きいSサイズのどちらがよいのか迷いました。
よち!
新生児用でうんち漏れしたこともあったので、少し大きいSサイズにしたらうんち漏れが増えるんじゃないかと思った。
体重がかぶる時期はどっちにすればいい?
はる
子供の体重が新生児サイズとSサイズの両方にかかっていて、サイズアップしたら少し大きいんじゃないかと本当に迷った。
ゆーり
「新生児」の時期は終わっていましたが、体重はまだ目安の範囲内。Sサイズにもかかっている体重だったので、まだ早いのか、もうサイズアップしてもいいのか、目安がよく分かりませんでした。
アンケートの回答からわかったことは、サイズアップしたときにどれくらいの違いがあるのかわからないということ。サイズアップ後の想像がつかないことが悩みの原因ともいえるようです。
次いで多かった悩みが、目安体重について。たとえば、「新生児用は5kgまで」「Sサイズは4~8kgまで」という目安体重に対して、両方に体重がかぶる4~5kgのときにどちらにしようか悩むママが多くみられました。
特に、新生児サイズのおむつを使い切り、新たに買い足すときに困ることがあるようです。
ほかにも、「目安体重は超えてないけどきつそう」「目安体重は超えているけどこのままでも良さそう」という悩みもみられ、何を基準に判断すればいいのか悩むことが多いように感じました。
おむつをサイズアップしたきっかけは?
それでは、ママたちはどのようにサイズアップに踏み切ったのでしょうか。サイズアップをしてたママたちのきっかけをまとめました。
足の付け根に跡がついたから
キューピー
ウエストはまだ余裕があったので、合わなかったらどうしようという不安は少しありました。でも、太ももがきつそうに感じたので、サイズアップしました。
匿名ママ
足の付け根にギャザーの跡がついていて、体重も5kg近くになってきたから、Sでも合うかなと思ってサイズアップしてみました。
うんち・おしっこが漏れるようになった
とろたま
おしりをすっぽり包めなくなり、うんちやおしっこが漏れるようになったことがきっかけでした。
すしこ
サイズオーバーではなく、うんちやおしっこが漏れることが多くなったため、サイズをSにかえました。
圧倒的に多かったのは、「足の付け根に跡がついた」というきっかけでした。
ほかにも、「全体的にきつそう」「おへそがみえるようになった」など、赤ちゃんの体の状態を見て判断していることがわかります。
また、きつくなってうんちやおしっこが漏れたという理由もありますが、成長するごとにうんちやおしっこの量も変化します。
ミルクや母乳を飲む量が増えてきたら、うんちやおしっこの量をチェックしておくのもサイズアップをする1つの判断材料になるかもしれませんね。
サイズアップした方が良いか迷う状態であれば、思い切ってSサイズをはかせてみるのもおすすめです。アンケート回答のなかにも、「サンプルのSサイズをはかせてみたらちょうど良かった」というケースもあります。
「新生児用」は目安としてとらえる
これまでのアンケート結果をみると、おむつのパッケージに記載されている目安体重はサイズアップの目安のひとつにはなりますが、実際は目安体重よりも赤ちゃんの状態をみて判断する意見が多いことがわかりました。
「新生児」というと、一般的には生後28日までのことを言います。しかし、実際は新生児期以降も使用しているケースも少なくありません。
アンケートでは「新生児用のおむつをいつまで使っていましたか?」という質問に対して、以下のような結果が集まりました。
たとえば、大きめに生まれた赤ちゃんの場合、生後0ヶ月の期間に新生児サイズから早めにSサイズに変えることもよくあります。
大きく生まれても、足回りやお腹周りがスリムな赤ちゃんの場合、目安体重を超えていても漏れや足の付け根に跡がみられなければ、無理にサイズアップをする必要はありません。
反対に、目安体重を超えていない赤ちゃんでも、漏れや足の付け根に跡がみられたときは、サイズアップをしてあげると良いですね。
赤ちゃんが生まれた時期や体格の個人差があるので、「新生児用」や「目安体重」にとらわれ過ぎず、体型・体格にあっているかどうかで判断してあげましょう。
おむつは買いだめしすぎないのがコツ!
赤ちゃんのおむつをサイズアップするときに、「買いだめしていたおむつが余ってしまうから、無理して使っていた」といった回答も多くみられました。できれば、赤ちゃんの状態を優先してあげてくださいね。
余ったおむつは、生ごみの処理用・離乳食の食べこぼしを拭く布巾・トイレトレーニング時におまるに敷くシートなど、おむつ以外にも様々な場面で活用できます。
足やお腹に跡が見えるようになったら、まずはサイズアップを検討しましょう。
赤ちゃんのおむつは成長にあわせてどんどん変化していくので、まずは1~2パックを目安に準備すると、余る心配がありませんよ。
赤ちゃんにあったサイズを選ぼう
ママたちのリアルな意見を参考に、ポイントや目安を以下にまとめてみました。サイズアップに迷ったら参考にしてみてくださいね。
おむつのサイズアップのポイント
- 目安体重よりも体型・体格を重視する
- 目安体重は参考の1つとして見る
おむつのサイズアップの目安
- 足の付け根やお腹に跡がつくようになった
- うんち・おしっこが漏れるようになった
- おへそが見えるようになった
成長するごとにサイズアップの目安も変化していきます。今回ご紹介した内容も参考にしながら、赤ちゃんにあったおむつを選んであげてくださいね。
※アンケート概要
実施期間:2018年8月13日~8月20日
調査対象:1歳・2歳の子供がいるママ・パパ
有効回答数:427
収集方法:Webアンケート