第一声は「わっ、生温かい!」赤ちゃんのおむつ、実際に着けてみた

新生児の頃は、おしっこだけでもこまめに交換していたおむつ。いつしか、「うんちをしてないから、まだ、いっか」と、おむつを交換する間隔が開いてきた人も多いのではないでしょうか。

そこで、編集部では赤ちゃんがおむつをしているときはどんな感覚なのか、実際におむつを着けてみることにしました。

なぜ、実際におむつを着けてみることにしたのかも含めて、ご説明します!

赤ちゃんはおむつをどう感じているのだろう

赤ちゃん おむつ姿

ある日、編集部で「赤ちゃんの成長とともに、おむつ替えの間隔が開く人が多いようだ」という話題になりました。

赤ちゃんの肌も丈夫になり、ママなりの育児のさじ加減ができてきた証拠とも言えますよね。

その後「赤ちゃんって、おむつをしているときどんな風に感じているのかな」という話題になり、「一度、おむつを着けてみよう」ということになったのです。

なぜなら、赤ちゃんは不快感をまだ訴えることができません。だからこそ、実際に試して、その感覚を感じてみたい。そう思ってこの企画が始まったのです。

「わっ!生温かい……」

パンパース はじめての肌へのいちばん 新生児 吸水

Sサイズのおむつに、37度に温めたぬるま湯240ml(おすわりができる頃の赤ちゃんの、2〜3回分のおしっこの量)を流して、編集部のAが試着を開始!

第一声は「わっ!生温かい」とのこと。これまで経験したことのない感覚で、敢えて文字で表現するなら「もわ〜っ、ぬめ〜っ、じわ〜っ」

始めの5分間は湿り気もしっかり感じたようで、なんとも言えない不快感に眉間にシワを寄せていました。

さらに「生理2日目の、経血量の多いときの不快感を想像していたけれど、まったく違う」とのことでした。具体的にどのように違うのか、次の章でご説明します。

座ったときの圧迫感がすごい!

ポリマー 膨らみ

生理用ナプキンとのいちばんの違いは「座ったときの圧迫感がとにかく不快!」

写真の通り、高分子吸収剤(ポリマー)が水分を吸収すると、こんなにも膨らみます。

個人差はありますが、生理2日目の経血量は30〜40ml程度といわれています。生理用ナプキンは1日に複数回交換するので、ナプキン1枚が吸収する経血量は5〜10ml程度ということになります。

対して、おむつに吸収させた水分は240ml

おむつは、ナプキンが吸収する経血の20倍以上もの水分を含んでいることになります。そのため、椅子に座るとモコモコに膨らんだポリマーが下から圧迫し、とにかく落ち着かないのです。

広い範囲が生温かい…

先述の通り、吸収させた水分の量が段違いに多いので、お尻から下腹部にかけて広い範囲で生温かさを感じたそうです。

しかし、「範囲が広すぎると、もう、どこが不快なのかわからなくなる」とのことでした。

肌触りはあまり気にならない

生理の経血特有のドロッとした感覚がないため、肌触りの不快感はないとのこと。

そして、時間の経過とともに湿り気は感じなくなり、「生温くてモコモコした圧迫感がある」感じだけが残りました。

時間が経つとムレが減るけれど…

赤ちゃん 離乳食

時間が経つにつれて、おむつの湿り気は感じなくなっていきます。

ですが、赤ちゃんは泣いたり、動いたり、ちょっとしたことですぐに体温が上がります。

実際に、編集部員Aにも動いてもらったり、食事をしてもらったりして、おむつのムレ具合がどう変わるか確認しました(さすがに泣くのは難しかったので割愛しました…)。

時間 湿度
30分後(座ったまま) 91%
1時間後(座ったまま) 74%

上の表の通り、椅子にじっと座った状態なら、時間の経過とともにおむつの中の湿度はかなり下がります。

行動 湿度
1時間半後に歩いた後 78%
2時間後に食事をした後 91%

しかし、歩いたり食事をするだけで、いとも簡単におむつの中の湿度は上がってしまいました。

2〜3回分のおしっこと同じだけの水分を流したため、その分、湿度が上がりやすくなっていたと考えられますね。

立つとムレを感じやすい

意外にも、座っているときより、立ったときのほうがムレを強く感じたそうです。

というのも、水分を吸収したおむつはその重みで少しずり下がるため肌とおむつの間に空間ができるので、ムレを感じやすいのかもしれません。

おむつに生温さが残る理由は…

おむつ姿 赤ちゃん 

おむつからポリマーを取り出して水に浸す実験をしていたとき、「この感覚、何かに似ている…」と思い、しばらく考えを巡らせました。

水分を吸収したおむつのポリマーは、熱冷却シートや熱冷却まくらに使われているジェルそっくりなのです。

肌に着けていると体温がポリマーに移るため、おむつが生温かい状態がずっと続いていたのでしょう。

逆にいえば、真冬はポリマーが外気に冷やされたりすると、赤ちゃんはおむつをひんやり冷たく感じてしまうかもしれません。

おむつはなるべくこまめに交換を

おむつ 収納 無印 ワイヤーラック オリジナル画像 

今回、編集部員が実際におむつを着けてわかったのは、「おむつに多くの水分が溜まった状態にすると、想像以上に不快感がある」ということでした。

肌触りやムレはもちろんですが、椅子に座ったときの圧迫感の不快さはまったく想像していませんでした。

赤ちゃんは成長とともにおすわりで過ごす時間も長くなるので、ママが思っている以上に、おむつを不快に感じているかもしれません。

赤ちゃんの肌がかぶれにくくなってきても、なるべくこまめにおむつは交換してあげてくださいね。