登場人物
娘:現在2歳。石橋を叩いて叩き割るほどの慎重派。 家ではヤンチャだけど、外では母の足元にくっついて様子をうかがうタイプ。
私(もちこ):30↑主婦。時短勤務。ツイッターの人格がメインになりつつあるゲーム・マンガオタク。 最近、目の下のクマが悩み。
パパ:絵柄が安定しなくてあまりマンガに出なかったからか、今回編集の方から自己紹介の要望がなかったけど、こうやってマンガを描いていられるのはパパのおかげ。
第7話
我が家では、「やさ●い麦茶」の濃縮タイプをよく使っています。水で薄めるだけですぐに冷たい麦茶ができるので重宝しています。
ある日、濃縮タイプの麦茶の缶を見た娘が、そのまま飲めると勘違いしてしまいました。そのまま飲める「やさ●い麦茶」もよく買っていたので、それと間違えたのかもしれません。
「こんなん飲ませたら絶対まずくて可哀想な事になる!」と親心で止めようとしたのですが、もちろん娘はそんなことで納得はしてくれません。
言い争いはしばらく平行線をたどり…
「じゃあ、もう、飲ませちゃおう…!!」
ということで、飲ませてみました。
アルコールやタバコなど健康を害するものであれば絶対にしませんが、 濃い麦茶なら1回ぐらい飲んでも健康に影響はないと思ったからです。
それに、まずいと実感すれば、言葉でただダメだと言い続けるよりも娘が納得した形で争いをおさめられるとも思いました。
…が、
そのまま「美味しい〜!!」と飲み続ける事態に。
私も飲んでみたところ、味は濃いですが苦味がないので確かに飲めました。 でも、2リットル分の麦茶を一気飲みするようなものなので、ダメ…!!飲みきる前に急いで缶を取り上げました。
取り上げたら泣くかなと思いましたが、要望が通って気が晴れたのか、あっさり缶を渡してくれて拍子抜けです。
子供とのコミュニケーションは予想通りにいかないことが多いので、毎回ドキドキしています。
もちこ
作者