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【連載第10回】親子で向き合った「小一の壁」|後編

家庭で試行錯誤していた私ですが、学校では同じように先生も試行錯誤してくれていました。

先生は長男にできる範囲で集団と関わるようにしてくれました

スガカズ 親子で向き合った「小一の壁」|後編1

小1の長男の気になる行動は、主に次の4つでした。

「脱走」
「人と関わらない」
「音楽や体育を受けられない」
「授業中に工作で遊ぶ」

それに対して先生は色々考えてくれた様でした。

①教室から出ない工夫

スガカズ 親子で向き合った「小一の壁」|後編2

教室の端に長男のスペースを作っていただきました。

一見隔離されていて不思議な光景で、私も初めて見た時はとても驚きました。

でも、これはかなり効果があったそう。

長男にとっては大好きな場所だったので、落ち着いて話を聞けるし、外に出ることも減りました。

②ルールを覚えてもらう

スガカズ 親子で向き合った「小一の壁」|後編3

授業中に工作をやめられない場合は「先に勉強を終わらせてから」というルールにしてくれました。

初めはすぐに切り替えることはできませんでしたが、家庭の支援でも行っている「CCQ」という支援を徹底してくれたので、少しずつ切り替えられるようになっていきました。

また、音楽や体育といった教室を移動したり自席のない活動は、「皆と同じにできなくても一緒の空間にいる」というルールを教えてくれました。

※CCQとは

子供に指示をするときに心がけること。「Calm(カーム/穏やかに)、Close(クロース/近くで)、Quiet(クワイエット/静かに)」の頭文字。ペアトレの手法です。

③無理のない範囲で人と関わる

スガカズ 親子で向き合った「小一の壁」|後編4

「給食の時間はクラスメイトと席をくっつけて食べる」「掃除などの共同作業はみんなでやる」など、本人が可能な範囲を知って、集団と関わるポイントをおさえてくれました。

はじめからうまくはいきませんでしたが、少しずつ、長男のできる範囲で集団と関われるようになりました。

長男のペースで1歩ずつ適応できるように

先生にもたくさん支援していただいて、少しずつ学校のルールに適応できるようになっていきました。

でもすんなりいったわけではありません。次話では、小学校1年生から現在(小学校6年生)までの長男の変化についてご紹介します。


スガカズ

スガカズ

作者

11歳♂8歳♂3歳♀2歳♂の子供を育てる四児の母。長男はADHD&自閉症スペクトラム。次男はADHD。Instagram(@sugakazu)では「わが家のADHD(でこぼこ)男子たち」シリーズを展開中。