辻元舞さんQ&A！みんなが知りたい、辻元舞流の育児・美容術

時間がない時でも、アホ毛や後れ毛はクリームでまとめるようにしています。ちょっとしたことですが、割と印象に関わるところなので、ふわっとさせないだけでも受ける印象が違いますよ。

あと、メイクで血色を良くするのもポイント。顔が青白いと、疲れているように見えますよね。だから、チークを入れて血色を良く見せることは意識していますね。

体型維持のために、パーソナルジムに行きはじめたのと、夕食の炭水化物の量を少なめにしています。自宅ではストレッチとマッサージが主ですね。パーソナルジムは、体質や歩き方などから私に合った方法を教えてくれるので、自分で管理するより確実かな、と思って始めました。私の場合は、骨盤や下半身周りを重点的に引き締めています。

私のおすすめストレッチはストレッチポールの上に背骨を沿わせるように仰向けに寝転んで胸を開くこと。猫背になって肩が内側に入っている姿勢だと、肩幅が広く見えてしまうんです。これなら育児中でもできますよ。

すぐ痩せたいと思うと、どうしても急に食事制限したくなっちゃいますよね。でもおすすめしません、私も失敗経験があるので（笑）。

体型維持の努力を続けるコツは、焦らずに、効果が小さくてもストレッチなど、毎日自分が無理なく続けれられる範囲で行うということですね。最初から気合いを入れてやると、息切れしちゃうので。

首のケアは顔のケアの延長でやっています。お風呂上がりに顔に化粧水やクリームを塗るとき、そのまま首にも伸ばすようにしていますね。

普段の心がけだと、寝る時に首にシワが寄らないように、ちょうどいい高さの枕をオーダーメードで作ってもらいました。

あと、スマホを見ているときなども首にシワが寄らないように、なるべくうつむいた姿勢にならないように意識をしています。

次男の月齢が4ヶ月に入り、まとまった時間寝てくれるようになってきたので、私も5時間くらいは眠れています。

ゴールデンタイムは全く意識していないですね。だって、いつ寝れるかは赤ちゃん次第ですもん。「この時間からこの時間まで寝る」って決めて寝るのって、プレッシャーでつらくなりそうじゃないですか？

だから私は、寝る時間のタイミングや長さよりも「いい睡眠」を取れるように意識していますね。

短い時間でもぐっすり眠れるように、枕をオーダーメードで作ったり、ストレッチやマッサージローラーで体を温めてからベッドに入るようにしています。同じ5時間でも、起きた時に疲れが取れている感覚が違いますよ。

ずーっと大変ですね（笑）。でも、あえて1つに絞るなら、寝かしつけですかね。2人目出産から退院してしばらくは長男と次男が交互に起きて、結局私が朝まで眠れなかったということもありました。同時に泣いたりすることもあって、そんなときは「えーっと、どうしよう」と一瞬フリーズしちゃうこともあります。

一度長男の時に経験しているせいか、赤ちゃんである次男のお世話はそんなに大変に感じません。

あとは、上の子がイヤイヤ期真っ盛りなので、そのケアが大変かも。第二子を妊娠したときに、できるだけ長男の環境を変えないようにと和痛分娩を即決したくらいですから。

「伝えること」ですね。旦那や子供にはとにかく分かりやすく伝えるようにしています。イヤイヤ期の長男には「〇〇が一番好きだよ」「〇〇が特別だよ」と声をかけたり、ぎゅっと抱きしめたり。子供の笑顔が一番大事だと思っているので、とにかく、子供が家の中で笑顔でいられるように心がけています。

先日も伝えることの大切さを実感する出来事がありました。旦那と私が2人ともすごく疲れてイライラしていて、シンクに溜まっていたゴミを見つけた旦那からの「このゴミいつからあるの？誰が捨てるんだよ」という言葉からケンカになったんです。そんなのどっちがやってもいいと思いません？（笑）

そこで「ゴミを出す」「哺乳瓶を洗う」など、家事と育児にどんなものがあって、誰がやっているのかを思いつく限り書き出し、表にして旦那に見せたんです。そうしたら家事も育児もほとんど私がやっていることが分かったみたいで、何も言わずにシンクのゴミを片付けてくれました。

こういうことって、どうしても感情的になりがちなので、一目で分かるようにして伝える、というのはいいかもしれませんね。

子供にイライラすることありますよね。長男は絶賛イヤイヤ期中なので私も「キー！ムカつくー！」ってなることあります（笑）。そういうときは、短い時間ですが気を落ち着かせるためにちょっと子供と離れたり、子供と一緒に「せーの」でお互いに謝ったりしていますね。

イラストを書いてインスタにアップすることでも発散しています。子供の「なんでそんなことするの！？」みたいな行動も、イラストにすると笑い話にできてスッキリというか。また、インスタで投稿することで、同じ境遇のママたちが共感のコメントをくれるので、「私だけじゃないんだ」って安心もできます。

あと、みじん切りを大量にするというのもおすすめです。みじん切りにした食材を冷凍しておけば料理の時短にもなるので、一石二鳥ですね。私が家でハンドミキサーを使わずにみじん切りをしているときは、主にイライラしているときです（笑）。

世の中のお母さんたちって、完璧を目指そうとして、どうしても頑張っちゃいますよね。私も長男を産んでから半年くらいまでは、完璧なママを目指していました。旦那から言われたわけでもないのに、「家事は全部私がやらなくちゃ」と勝手に思っていました。でも限界が来て、急に泣き出したり、旦那とよくケンカするようになったんです。

そのとき頭に浮かんだのは、私の母のことでした。

私が小さい頃、母が離婚しようかとすごく悩んでいた時期があったんです。母はストレスを溜め込みやすいタイプの人なので、元気が無くて、家の中が暗かった。でも、私が離婚することを勧めてからは母に笑顔が戻ったんです。それを機に、私も笑顔になって、家の中が明るくなったんですよね。

だから、母である私も笑顔でいなくちゃと思うようになりました。笑顔じゃなくなるくらいなら、手を抜けるところは手を抜こうと思ったんです。

そこからは家事の一部を旦那に頼んだり、ご飯を作る時間がないときはお惣菜やデリバリーを頼むこともアリにしました。洗濯機は乾燥機付きのものに買い替えたし、床掃除はロボット掃除機の担当にしました。そうやって「頑張らないことを頑張る」と決めてからは、すごく楽になったし、自分自身も家庭の中にも、笑顔が増えたと思います。

だから、私と同じように「頑張りすぎていることで笑顔じゃなくなっているママ」がいるなら、無理しない程度に家事や育児の手を抜くことをおすすめしたいですね。ママの笑顔がパパや子供たちの笑顔を作るんですから。