登場人物
しぃ(私):ゆるくて面倒臭がりの新米ママ。怒ったり泣いたり忙しい。
ヒナちゃん(娘):2018年8月に誕生。天使と悪魔の二面性を持つが、総合的に大天使。
夫:少し変わり者だが、基本いいヤツ。娘にメロメロ。
第7話
先日、産院で実施しているベビーマッサージ教室に行ってきました。
赤ちゃんにホホバオイルをつけて、
歌を歌いながらマッサージをするというものでした。
助産師さん
「マッサージしている間、ご自身の携帯をそばに置いておいてください。
もう一人のスタッフがまわって写真やムービーを撮影しておきますからね♪」
おお。そんなことしてくれるのか。
記念になるしありがたい。
マッサージ前に配られたホホバオイルを手に取り、
有名な童謡をみんなで歌いながら助産師さんの指示に従ってマッサージを始めました。
ヒナちゃんの様子は、気持ち良さそうというよりもなんだか不思議そうです。
まぁでも、家でリラックスした状態でやってあげればきっと徐々にマッサージ好きになってくれるだろうし、
しっかり覚えて帰ろうと思っていました。
そんななか、ふと後ろに気配が。
助産師さん
「ハイそれでは次に、おうまの歌で足のマッサージをしましょ〜。せーの、」
全員
「おーうーまのおーやーこは♪なーかーよーし こーよーし〜♪」
助産師さん
「いいですね〜みなさん上手です。
それじゃあ次は、ぞうきんの歌を歌いましょう。
みなさんご存知ですか?」
全員
「はーい♪」
私
(えっいやいや何だその歌!わしゃ知らんぞ!!)
助産師さん
「せーの♪」
全員
「ラララぞーきん♪ラララぞーきん♪」
私(パクパクパクパクパク)
〜次の日〜
ビックリするくらい何も覚えてませんでした。
しかし、携帯に保存されたマッサージの映像は
まんべんの笑みで歌を歌っているように見える私が映っていたので
まぁ良しとします(^^)
いや何しに行っとねん。
我ながら不甲斐ないわ。
しぃ
作者