ベビーチェアの中でも月齢が低いうちから使え、手頃な価格で購入できるものもあることから、育児グッズの定番ともなっている「バウンサー」。
購入を検討しているママの中には、「バウンサーっていつから使えるの?」と思っている人も少なくないですよね。一方で「せっかく買うなら、長く使いたい」という声も。
そこで今回は、バウンサーはいつからいつまで使えるのか、月齢ごとにどんな使い方ができるのかをご紹介します!
バウンサーとは?
バウンサーは、赤ちゃんが動くとその動きに合わせてゆらゆらと揺れる、ベビーチェアの一種です。
赤ちゃんの動きが活発になると、いつの間にか寝返りをしそうになっていたり、手足をバタバタさせてソファから落ちそうになっていたり…。
そんなときに活躍するのが、バウンサーです。
バウンサーは赤ちゃんの動きに合わせて心地よく揺れるので、赤ちゃんがご機嫌で待っていてくれます。また、ベルトつきなので、赤ちゃんを安全に待たせることもできます。
場所をあまり取らず、持ち運びもできる重さなので、リビングや脱衣場など場所を変えて使う人も多いようです。
バウンサーはいつから使える?
バウンサーがいつから使えるかは商品によって異なりますが、新生児期もしくは生後1ヶ月から使えるものが一般的です。
ですが「本当に新生児期から使っても大丈夫?」と思うママも多いようです。そこで、バウンサーを持っているママに、いつから使っていたのか調査(※)しました。
月齢が低いうちは授乳の間隔も短いため、日中はリビングにバウンサーを置いて寝かせているママも多いようです。そのため、約3割の人は新生児期から、9割は低月齢のうちから使っていることがわかりました。
バウンサーはいつまで使える?
せっかくバウンサーを購入するなら、少しでも長く使いたいですよね。
バウンサーがいつまで使えるかも、商品によって異なります。期間の短いものでは1歳半、長いものだと3歳ごろまで使えるようです。
商品の規格では長く使える設計になっていても、「実際は、いつ頃まで使っているの?」という声が多く聞かれました。そこで、バウンサーの使用をすでにやめているママにアンケートで聞いてみました。
商品の規格より早い月齢で使用をやめている人も多いことがわかりました。その理由の多くが、「赤ちゃんが乗るのを嫌がってしまった」というもの。
購入するからには、少しでも長く使いたいというのがママの本音ですよね。次の章からは、バウンサーを長く使い続けていたママによる、バウンサー活用術をご紹介します。
先輩ママに聞いた
上手なバウンサーの活用術
ミルクを飲ませるときに使っています
子供が生後1ヶ月なのですが、ミルクを飲ませるときに使っています。どうしても体が疲れていて抱っこするのが辛いときは、子供をバウンサーに乗せた状態でミルクを飲ませています。
げっぷが出ないときは、上体を少し起こした状態でバウンサーに乗せて様子を見ています。(ぶんママ)
大人が食事している間の待機に
わが家でバウンサーが活躍したのは、大人がご飯を食べている最中ですね。バウンサーに乗ってゆらゆらしながらだと、ご機嫌で待っていてくれました。おもちゃ付きのバウンサーを購入したので、おもちゃにも夢中になっていましたよ。(ももママ)
ワンオペ入浴のときに大活躍!
ワンオペで子供をお風呂に入れるとき、バウンサーを使っています。脱衣場にバウンサーを置き、私が体や髪の毛を洗っている間は、子供をバウンサーに乗せて待機させています。
そのほか、料理中や洗濯物を干しているときなど、どうしても手が離せないときはバウンサーに座らせています。(sodaママ)
いろいろな場所で気分転換を
おすわりができるようになるまでの間、バウンサーをよく使っていました。同じ場所にばかりいると見える景色も同じで飽きるだろうと思って、いろいろな場所にバウンサーを移動させておすわりをさせ、気分転換させていました。
自分でおすわりをできるようになってからはバウンサーに乗るのを嫌がってしまったため、使っていません。(にょぷママ)
うちの子は便秘の解消になりました
わが家では、ベビービョルンのバウンサーを使っていました。バウンサーのリクライニング角度が腸を刺激するのか、座らせるとなぜか便通がよくなりました。
もちろん、吐き戻しの防止など、いろいろなシーンでもバウンサーは大活躍しましたよ!(てくママ)
暑い日のお昼寝が快適になります!
わが家では、昨年の夏にバウンサーが大活躍しました。
気温が高い日にお昼寝をさせると背中にビッショリと汗をかいてしまうので、バウンサーのリクライニングを倒してお昼寝をさせてみました。
メッシュタイプで通気性がよいのであまり汗をかかず、ぐっすり眠れました。この使い方、おすすめですよ!(匿名ママ)
寝返り防止をしたいときに便利です
生後2ヶ月のときからバウンサーを使っています。4ヶ月ごろから寝返りをするようになったので、家事をしている間に寝返りをしてうつ伏せになってしまわないようにバウンサーに乗せていました。(ちーママ)
背中スイッチを防止できます
バウンサーは、生後2〜3ヶ月のときにいちばん活躍しました。うちの子は背中スイッチが入りやすかったのですが、バウンサーにならスムーズに降ろすことができました。
手が離せないときにもバウンサーを活用していましたが、乗せると嫌がるようになってしまったので生後6ヶ月頃からは使っていません。(ramママ)
便通がよくなるという意見、実は多くのママから寄せられました。「なんだかいきみやすい体勢みたい…」という声も。赤ちゃんが便秘ぎみのときは、試してみてもいいですね。
バウンサーを上手に使って育児を快適に
アンケートでは、「赤ちゃんが自由に動けるようになると、バウンサーに乗るのを嫌がってしまう」という声が目立ちました。
ですが、赤ちゃんが自由に動けるようになるからこそ、ママが目を離さなくてはいけないタイミングにバウンサーを活用しているという人も。
状況に合わせてバウンサーを上手に活用して、赤ちゃんの安全と、ママの負担を軽くできるといいですね。
※アンケート概要
実施期間:2019年3月8日~2019年3月9日
調査対象:子育てアプリ「ninaru baby」利用者
有効回答数:220件
収集方法:Webアンケート